・男性教員の育休取得を、教科会議の前に個別で伝えた人がいました
・「私は聞いていない」と言いがちな人には、先に伝えておくのが無難です
・育休取得については「謝らない」と自分の中で決めていました
今日も家族とできる一歩を、
職場には、
「私は聞いていない」と言ったり、事前に知らされていないと不機嫌になったりする人が、どこにでもいるのではないでしょうか。
私の勤務校にも、そういうタイプの先生がいます。
しかも残念なことに、同じ教科の先生です。
その先生は、女性が育休を取ることについてもネガティブな発言をすることがあります。
(ちなみにご本人も、過去に育休を取得したことがあります。)
ですから、男性である私が育休を取るとなると、
どんな反応が出るのか少し読めません。
教科の長に、教科会議で育休取得を報告する相談をしたときにも、この話題になりました。
「先に伝えておかないと怒りそうですよね」
ということになり、
教科会議より前に個別で伝えることにしました。
教科会議の日程が決まったころ、
その先生が少し手が空いていそうなタイミングを見計らって、会議室に来てもらいました。
そして、だいたい次のような内容を伝えました。
私事で恐縮ですが、来年度、子どもの誕生に伴って約一年間の育児休業を取得する予定です。
今度の教科会議でもご報告させていただきますが、先生には先にお伝えしておこうと思い、お時間をいただきました。
これまで本校では男性教員で育休を取った例がないと伺っていますが、家庭の事情もあり、しっかり子どもと関わる時間を取りたいと考え、申し出させていただきました。
そのため、来年度は授業をまったく持てなくなる見込みです。
現在、管理職の先生方とも相談しており、教科としても新たに講師の先生をお願いする方向で調整していただく予定です。
突然の報告でご負担をおかけしますが、どうぞご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
その先生は少し考えたあと、
やや不機嫌そうな様子で一言。
「それで?」
おそらく、
「申し訳ありません」
「ご迷惑をおかけしてすみません」
といった言葉を待っていたのだと思います。
ただ、私はこのとき、
育休取得について謝罪はしないと決めていました。
育児休業を取得することを謝るということは、
どこかで
「子どもをつくってすみません」
と言っているような感覚があるからです。
もちろん、仕事の面で周囲に負担がかかることは理解していますし、申し訳ない気持ちもあります。
それについては、できるだけ影響が小さくなるようにしたいとも思っています。
ただ、
自分や家族を養うために仕事をしているのであって、
仕事のために自分が存在しているわけではありません。
だから、必要以上にへりくだるつもりはありませんでした。
私は最後にこう言って、その場を終えました。
「それだけです。お時間をいただきありがとうございました。」
あまりいい雰囲気で終わることはできませんでした。
それでも、
先に伝えておいてよかったと思うことになります。
その理由がわかるのは、
後日の教科会議でのことでした。
(この話は、また次の記事で書こうと思います。)
シリーズ記事:男性育休×教員
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