生後6か月なのに離乳食を食べすぎる?食の細いお姉ちゃんとの違いから考えたこと

生後6か月なのに離乳食を食べすぎる?食の細いお姉ちゃんとの違いから考えたこと
  • 生後6か月の末っ子くんは、離乳食を目安量よりたくさん食べることがあります。
  • 離乳食をあまり食べなかったお姉ちゃんとの違いを、3人の子育て経験から考えてみた
  • 離乳食の量に悩んでいる方へ、食べる量だけでは分からないことと、親の気持ちの変化

今日も家族と、できる一歩を。

またも末っ子くんの食欲についてです。

生後6か月の末っ子くんは、調子がいいと離乳食を目安量の3倍ほど食べることがあります。しかも、すでに1日2回食。単純に計算すると、1日の食事量は生後6か月の目安量の6倍になることもあります。

食べてくれるのはうれしいことですが、ここまで食欲に差があると、ふと考えてしまいます。

「お姉ちゃんや真ん中くんのときと、何が違うのだろう?」

今回は、よく食べる末っ子くんと、離乳食をあまり食べなかったお姉ちゃんとの違いについて、我が家の経験を振り返ってみます。

末っ子くん、まだ食べるの?と思った出来事

ある日、用意したパンがゆとバナナを完食した末っ子くん。それでも、まだ食べたそうな様子でした。

追加の離乳食を用意するため、冷凍していた鯛のすり身を解凍する時間が必要になりました。そこで私は、自分が食べるためにオーブンでカリカリに焼いたパンの耳を末っ子くんに渡してみました。すると、末っ子くんはそれを盛んにしゃぶり始めました。

おかわりの準備ができても、パンの耳をなかなか離してくれません。

スプーンを近づけると、口にくわえていたパンを外して口を開ける。離乳食を食べると、またパンをくわえる。その繰り返しです。

鯛のすり身がなくなりかけたころ、ようやくパンの耳を離してくれました。

回収したパンの耳を見ると、2センチほど短くなっていました。

※ これはあくまで我が家で起きた出来事で、パンの耳を赤ちゃんに与えることをおすすめするものではありません。硬いものや乾燥したものは、かけらが喉に詰まる危険があります。赤ちゃんには発達段階に合った食べ物を用意し、食事中は目を離さないことが大切です。

また別の日には、遊びに出かけた帰りが遅くなったため、ファミリーレストランで夕食をとりました。

末っ子くん用には、近くの西松屋で7か月頃向けのしらす雑炊を購入。ところが、パッケージを開けてみると、お米には粒が残り、しらすも形がはっきり分かる状態でした。


まだ生後6か月。本来なら粒を完全につぶしてペースト状にしたものを与える時期です。食べられるだろうかと少し心配になりました。

実際に食べさせると、末っ子くんは何の抵抗もなくモグモグしながら食べ進め、80gのパックを完食。さらに授乳もしました。

末っ子くんの食欲にはいつも驚かされます。

お姉ちゃんは、目安量の半分も食べられなかった

一方、我が家の第一子であるお姉ちゃんは、離乳食をあまり食べない子でした。

目安量の半分にも届かないことがあり、当時は食の細さを心配したものです。しかも、お姉ちゃんの頃は離乳食が1日1回。今の末っ子くんと比べると、1日の食事量は10倍ほどの差があります。

真ん中くんも、お姉ちゃんほどではありませんが、離乳食を目安量以上に食べるタイプではありませんでした。3歳になった今も、母乳や粉ミルクが大好きである彼は、食事よりも母乳でカロリーを取っていました。

それに比べて末っ子くんは、食べることに積極的です。

同じ親から生まれ、同じ家で育っていても、食べ方はこんなに違うものなのかと感じます。

末っ子くんがよく食べる理由は何だろう?

末っ子くんと上の2人の違いを考えてみると、いくつか思い当たることがあります。

  • 父親である私が離乳食を作っている
  • 親の膝の上に座って食べている
  • 家族の食事と一緒に離乳食を食べている
  • 3人目なので、親に気負いが少ない

まず、「父親が作っているからよく食べる」という理由ならうれしいところです。

しかし、おかゆや、味付けをせずにゆでた野菜に作った人の味の差がでるとは思えないので、作った人によって食べる量が大きく変わるとは考えにくい気がします。少なくとも、我が家では作り手の違いより、食べるときの環境のほうが気になります。

末っ子くんは、離乳食を始める前から、私の膝の上で家族が食事をする様子をほぼ毎日見てきました。

上の2人も膝に乗せて食事をすることはありましたが、末っ子くんほど毎日ではなかったかもしれません。

食卓には、お姉ちゃんと真ん中くんがいます。家族が食べたり話したりしている様子を近くで見ているので、末っ子くんにとって食事の時間は、自然と興味を持ちやすい時間なのかもしれません。

また、専用の椅子ではなく、慣れ親しんだ親の膝の上で食べることが、安心感につながっている可能性もあります。

もう一つ、私自身の気持ちの変化もあります。

お姉ちゃんが離乳食を食べなかった頃は、「もう少し食べてほしい」と心配していました。真ん中くんのときも、上の子の子育てをしながら、食事のことだけをゆったり考える余裕はありませんでした。

今は、食べなかったお姉ちゃんが元気に成長している姿を知っています。

そのため、末っ子くんの食事でも「食べなかったらどうしよう」と身構えることがなくなりました。食べたそうなら用意する。食べたくなさそうなら無理をさせない。そんな気持ちで向き合えるようになったのです。

こういう心持ちは、第一子であったお姉ちゃんのときも、お姉ちゃんがまだ小さかった真ん中くんのときにもなかったものです。

離乳食は、食べる量だけで比べなくてもいい

離乳食をたくさん食べてくれれば、作る側としてはうれしいものです。せっかく用意したものを食べてくれると、手間をかけた甲斐も感じます。

一方で、なかなか食べてくれないと、栄養が足りているのか、成長に影響しないかと不安になることもあるでしょう。

育児の真っ最中に「個人差だから大丈夫」と割り切るのは、簡単ではありません。私自身、お姉ちゃんのときには心配していました。

しかし、当時食が細かったお姉ちゃんも、今ではそれなりの量を食べています。体は平均と比べると小柄ですが、元気に成長しています。

だからこそ、今になって思うのは、きょうだい同士でも食べる量やペースは違うということです。上の子が食べなかったからといって、下の子も同じとは限りません。反対に、よく食べる子の量を基準にして、食の細い子に同じ量を求める必要もありません。

大切なのは、目安量だけを見て一喜一憂するのではなく、赤ちゃんの発達や飲み込む力に合った食事を用意し、食べる様子や満腹のサインを見ながら進めることだと思います。

食べる量が極端に少ない、体重の増え方が気になる、飲み込みにくそうにしているなど、不安がある場合は、ひとりで抱え込まずに小児科や乳幼児健診で相談してみてください。

末っ子くんがなぜこんなによく食べるのか、はっきりした理由は分かりません。それでも、3人を育てる中で、子どもによって違うこと、そして親の気持ちも少しずつ変わっていくことを実感しています。

離乳食の量で悩んでいる方にとって、我が家の経験が「きょうだいでもこんなに違うんだ」と、少し気持ちを軽くするきっかけになればうれしいです。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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