・制度上の義務はなくても、先に話を通しておいた方がよい場合もある
・周囲との関係を考え、教科会議で正式に報告することにした
・前例がないからこそ影響を受ける人には事前に伝える
今日も家族とできる一歩を。
今日は、教科の長に、妻が妊娠していることと、私が約1年間の育児休業を取得しようと考えていることを報告しました。
学校における「教科」という括りは、一般的な会社の部署とは少し違います。
もちろん教科の長はいますが、基本的には「同じ教科を担当する教員同士」という関係で、直属の上司・部下のような感覚ではありません。
そのため、本来であれば、私の育児休業について教科内で事前に報告しなければならないという制度上の義務はありません。
最終的には学校全体の会議で正式に共有される予定ですし、それだけでも手続きとしては成立します。
それでも私は、先に教科の長へ話を通しておいた方がよいと考えました。
「制度」と「職場の空気」は別問題
理由は単純です。
この学校では、これまで男性教員が長期間の育児休業を取得した前例がありません。
つまり、多くの先生にとって、
「男性教員が一年近く休む」
という状況自体が初めてなのです。
前例がない以上、驚く人もいるでしょうし、
中には否定的に感じる人がいる可能性もあります。
さらに、長く勤務している先生の中には、
「自分は事前に聞いていない」
ということに強く反応するタイプの人がいるのも事実です。
制度として問題がなくても、
職場には職場の“空気”があります。
そして学校という場所は、良くも悪くも人間関係で回っている部分が大きいと感じています。
教科会議で正式に報告することに
私の教科の中にも、そういうタイプの先生がいるため、
全体会議より前に、教科の先生方へ話を通しておいた方が無難だろうと考えました。
そこで教科の長に事情を説明し、
「どこかで教科会議を開いていただき、その場で私から説明させてもらえないでしょうか」
と相談しました。
今年の教科の長は、私よりかなり年下の先生です。
ですが、こちらの意図をしっかり理解してくださり、
「正式な全体発表より前に、一度教科会議を入れましょう」
と言ってくれました。
このときは、本当にありがたかったです。
反対されないためではなく、関係を壊さないため
もちろん、
事前に説明したからといって、全員が納得するとは限りません。
「男性が育休を取ること自体に抵抗感がある人」
「誰かが休むことで自分の負担が増えることを嫌がる人」
そういう考えの人もいるかもしれません。
ただ私は、
“反対されないようにするため”というより、
“必要以上に関係を悪くしないため”に、この段取りを取るべきだと思っていました。
制度上の権利だから何も言わずに進める、という方法もあります。
実際、それでも問題はないのでしょう。
でも、毎日顔を合わせる職場だからこそ、
最低限の義理や配慮は必要だとも感じています。
初めてのことだからこそ
男性育休が当たり前になっている職場なら、ここまで気を遣わなかったかもしれません。
けれど、「前例がない」というだけで、人は不安になります。
それは周囲もそうですし、取得する本人も同じです。
だからこそ私は、
できるだけ一つずつ順番に、丁寧に進めていこうと思っていました。
この時点では、まだ正式な報告前。
ここから少しずつ、
職場の人たちへ育休取得の話を広げていくことになります。
今日もなんとかやってます。ではまた。
シリーズ記事
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【男性育休×教員】育休取得までの道② 妻と校長(2025年9月25日)
【男性育休×教員】育休取得までの道③ 教科の長に報告(2025年9月29日)
【男性育休×教員】育休取得までの道④ 妻と部活顧問(2025年10月2日)
【男性育休×教員】育休取得までの道⑤ 職場の「ややこしい人」に先に伝えておいた話(2025年10月15日)
【男性育休×教員】育休取得までの道⑥ 教科の会議で報告する(2025年10月22日)
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