
子どもたちの不安や戸惑いに向き合う朝のやりとり
ワンオペの中で迎えた、退院当日のリアルなバタバタ
ようやく訪れた一区切りと、5人家族としての新しいスタート
今日も家族と、できる一歩を。
妻と、生まれたばかりの赤ちゃんが、いよいよ家に帰ってきます。
学童への葛藤と、それでも送り出す朝
朝はいつもどおり、お姉ちゃんの行き渋りから始まりました。
励ましながら、お向かいさんと一緒に送り出します。
今日は入学後初めての学童もあります。
そのことを分かっているお姉ちゃんは、納得できない様子でした。
「どうしてパパが家にいるのに学童に行かなくちゃいけないの?」
もっともな疑問です。
ほとんど動けない妻と赤ちゃんの世話を、私一人で担うこと。
そうなると、お姉ちゃんや真ん中くんに十分に向き合えないこと。
できるだけ分かりやすく伝えます。
「みんながインフルエンザになったときみたいってこと?」
その言葉に、「そうだよ」と答えました。
本当は、2人が甘えん坊になった分、あのとき以上に大変な状況なのですが、それはあえて言いません。
理解はしてくれたものの、「行きたくない」という気持ちは消えません。
それでも何とか送り出しました。
こういうときに一緒に登校してくれる、お向かいの長女さんの存在には、感謝しかありません。
元気すぎる弟と、進まない片付け
一方の真ん中くんは、今日も絶好調です。
お姉ちゃんを見送ると、「保育園行こう」と元気いっぱい。
少し待ってもらっている間に、リビングにはプラレールが広がっていました。
「今日は赤ちゃんがおうちに来るから、一緒に片付けよう」
そう声をかけると、「はいはーい!」と機嫌よく片付けを始めます。
“赤ちゃん”という言葉の効果は絶大です。
しかし、その勢いは長くは続きません。
「疲れちゃった」
開始からわずか1分。
もう少し頑張ってほしいところです。
保育園に着けば、今度はハイテンションで走り回り、
「今日、赤ちゃんくるんだ!」と、出会う人すべてに報告して回ります。
捕まえようとしても、いつも以上に素早い動き。
お姉ちゃんと足して2で割れたら、ちょうどいいのですが。
結局、ここでも別れに時間がかかりました。
退院直前、積み重なった疲れを感じる瞬間
家に戻ると、急いで最終の片付けです。
おもちゃを片付け、掃除機をかけ、できる限りの準備を整えます。
そのまま病院へ。
ところが病室に着くと、妻と赤ちゃんは退院前の健診中で不在。
やることもなく、妻の荷物をまとめ終えると手持ち無沙汰になります。
ふとベッドに横になると、気づけば20分ほど眠っていました。
自分で思っている以上に、疲れがたまっていたようです。
妻たちが戻ってきてからは、着替えや返却物の確認、会計の手続き。
その最中に駐車券を忘れていることに気づき、駐車場まで走る場面も。
こういう小さなミスが増えているのも、疲れのサインかもしれません。
退院と、思わぬハプニング
すべての手続きを終え、いよいよ退院。
病院を出ると、すれ違う看護師さんたちが「おめでとうございます」と声をかけてくれました。
その言葉を聞きながら、「本当に家族が増えたんだな」と実感します。
記念に写真を撮り、病院を後にしました。
帰り道には、もう一つのイベント。
退院祝いとして注文していたお寿司の出前です。
妊娠中は生ものを控えていた妻のため、好きなネタを中心に選んだもの。
ところが、家に帰って確認すると明らかに量が多い。
アプリを見ると、なんと5人前を注文していました。
妻の分と合わせて6人前。
昼だけでは食べきれず、夕食もお寿司に決定です。
どうやら、思っている以上に疲れているようです。
ようやく訪れた「何もしていない時間」
昼食を終え、片付けをして一息ついたとき、ふと思いました。
出産から初めて、「何もしていない時間」ができた。
あの日、妻を病院へ連れて行ってからというもの、
起きている間はずっと何かをしていました。
家事、子どもの対応、退院準備。
その流れが、ここで一度区切りを迎えたように感じます。
夕食の準備が不要になったこともあり、
学童と保育園に連絡して、予定より早く迎えに行きました。
2人とも、赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています。
「触る前に手を洗うこと」
それだけを伝えると、競うように洗面所へ向かいました。
久しぶりに妻が家に戻り、そして新しい家族が加わる。
ここから、5人での生活が始まります。
これからもどうかよろしくお願いします。
今日もなんとかやってます。ではまた。



