
・家庭内感染が広がり「終わりが見えない」と感じた瞬間
・回復と発症が同時に起こるワンオペの現実
・自分だけが倒れられない状況での心理と踏ん張り
今日も家族と、できる一歩を。
三連休の中日。
ここまで数日間、ワンオペと看病をなんとか回してきました。
「あと少しで落ち着くかもしれない」
そんな感覚が、ほんの少しだけ見え始めていたタイミングでした。
回復と停滞、それぞれの状態
妻の熱はようやく下がり、起き上がること自体はできるようになりました。
ただ、まだ体のだるさは強く、長く動くことはできません。
食事のときなど最低限のタイミング以外は、引き続き別室で休んでもらっています。
ここで無理をしてぶり返すのが一番怖いからです。
一方で真ん中くんは、すっかり元気を取り戻しています。
むしろエネルギーが有り余っていて、家の中でじっとしていることの方が難しい状態です。
インフルエンザは「発症後5日以上かつ解熱後3日以上」は登園不可。
頭では分かっていても、この元気な様子を見ると、「本当にまだ休ませる必要があるのか」と迷ってしまいます。
しかし、ここで油断して再発や周囲への感染が広がる方が怖い。
そう自分に言い聞かせながら、家の中で過ごす時間をどう乗り切るかを考えていました。
続く服薬の壁と、わずかな手応え
この日の朝も、最大の課題は「薬を飲ませること」でした。
一口サイズのおにぎりの中に薬を仕込み、気づかれないように渡します。
結果は、「べーする!」と泣きながらの抵抗。
それでも今回は、完全に吐き出すことはなく、ある程度は飲み込んでくれた様子でした。
嫌がりながらも、すぐに吐き出さずにティッシュを探す姿を見て、
こんな場面で成長を感じるのもどうかと思いながら、少しだけ救われた気持ちにもなります。
ここ数日で実感したのは、薬を飲ませることは体力だけでなく精神力も削られる作業だということです。
正解があるわけではなく、
その都度試して、失敗して、また別の方法を試す。
ワンオペの中でこれを続けるのは、想像以上に消耗します。
お姉ちゃんの発熱、終わらない連鎖
そして昼。
お姉ちゃんが「ちょっとしんどい」と言い始め、体温を測ると38.5度。
一瞬、「まさか」と思いながらも、どこかで予想していた展開でもありました。
ひとまず昼寝をさせて様子を見ますが、起きた後も38度台。
これはもう、ほぼ確定だと感じます。
お姉ちゃんは11月に一度インフルエンザにかかっていたため、
今回は免疫があるのではないかと期待していました。
家の中でもマスクをつけるなど対策はしていたものの、
真ん中くんとの距離を完全に保つことは難しく、結果として防ぎきれなかったようです。
この日は日曜日で、通常の医療機関は休診。
「インフル嫌〜」と不安を口にするお姉ちゃんを落ち着かせながら、
翌日の休日診療を行っている医療機関を探し、すぐに予約を取りました。
ここまで来ると、
「いつ終わるか」ではなく「どう乗り切るか」に意識が変わっていきます。
見えた突破口と、自分だけが残る現実
夜、真ん中くんに最後のタミフル(本来はもう少し残っていたものの、試行錯誤の中で減ってしまいました)を混ぜたミルクを渡しました。
すると、一瞬だけ表情をしかめたものの、そのまま飲み干してくれました。
ここまで何度も失敗してきた中での成功。
思わず「いけた…」と声が出そうになります。
どうやら、喉が渇いているタイミングでミルクに混ぜると飲んでくれるようです。
ただし、この方法は発熱時には使いにくいという難しさもあります。
それでも、一つでもうまくいく方法が見つかったことは大きな前進でした。
そして気づけば、インフルエンザにかかっていないのは自分だけ。
「今、自分が倒れたら終わる」
そう思うと、手洗いや消毒といった基本的な対策にも、より一層気が入ります。
同時に、どこかで気持ちだけで踏ん張っているような感覚もありました。
この1週間の中でも、特に「持ちこたえる」ことを強く意識した1日。
終わりが見えない中で、それでも前に進むしかありません。
今日もなんとかやってます。ではまた
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