
・誕生日ケーキ選びは「理想」と「食べきれる現実」のバランスが大事
・思い通りにいかなくても、その日らしい思い出はちゃんと残る
・兄弟姉妹のやりとりに成長や優しさが見えることがある
今日も家族と、できる一歩を。
先日、お姉ちゃんの誕生日を祝いました。
誕生日ケーキについて聞いてみると、希望は「チョコレートケーキの大きいやつ」。
誕生日やクリスマスに大きなホールケーキを買って、みんなで切り分けて食べる。子どもにとっては特別感がありますし、その気持ちはよく分かります。
ただ、現実問題として、わが家の子どもたちはケーキが好きなわりに、そこまで量は食べません。
毎回、残りは親が食べることになります。
ところが私はチョコレートが苦手で食べられません。
そこで考えたのが、お姉ちゃんの誕生日週の週末に、妻の実家から祖父母がお祝いに来てくれる日を利用することでした。その日なら人数も多く、大きなチョコレートケーキでも食べ切れるはずです。
しかし、ここで思わぬ壁にぶつかりました。
ケーキ予約、間に合わない
祖父母が来る予定の1週間前、ケーキを注文しにお店へ行きました。
すると目に入ったのが、
「注文は7営業日前までに」
という案内。
定休日を除くと、この日はすでに6営業日前。
一応、ダメ元で店員さんに相談してみました。
「難しいでしょうか?」
返ってきた答えは、申し訳なさそうではありましたが、
「申し訳ありません、決まりなので…」
とのこと。
仕方ありません。
家族で相談した結果、誕生日当日に一人ひとつずつ好きなケーキを買うことにしました。
好きなケーキを自分で選べるという提案に、お姉ちゃんも納得。
大きなホールケーキはまた別の機会です。
誕生日当日、思わぬサービス
当日、ケーキを買いに行きました。
会計のときに何気なく、
「今日が誕生日なんです」
と伝えると、サービスでチョコレートのメッセージプレートとろうそくを付けてくださいました。
同じお店なのに、予約のときとの対応の違いに少し驚きつつも、ありがたく受け取ります。
夕食後、いよいよ誕生日会。
お姉ちゃんは7歳になります。
ろうそくは5本入りが2袋。
選んだケーキは小さめのガトーショコラでした。
そこへ、お姉ちゃんが楽しそうに1本ずつろうそくを立てていきます。
7本。
結構多い。
と思っていたところで、お姉ちゃんが真ん中くんに聞きました。
「真ん中くんのにもさす?」
余った3本。
ちょうど真ん中くんの年齢です。
毎日けんかもするけれど、こういうところを見るとやっぱり兄弟が好きなんだなと思います。
ところが返事は、
「いらない。」
まさかの拒否。
お姉ちゃんも少し残念そうにするかと思いきや、
「じゃあ、残りの3本もさしちゃおっと。」
と、にこにこしながら自分のケーキへ追加。
結果――
小さなガトーショコラに、ろうそく10本。
もはやケーキというより、ろうそくスタンドです。
針山みたいなケーキと、ちょうどいい誕生日
ろうそくに火をつけて、ハッピーバースデーを歌った後、お姉ちゃんがろうそくを吹き消しました。
ろうそくが消えた後、チョコレートのメッセージプレートは熱で一部が融けていました。
火を消すのが遅かったら危なかったかも。
そして食べ始めると――予想どおり。
お姉ちゃんは食べ切れません。
「残りは明日の朝食べる。」
そう言って冷蔵庫へ。
やっぱり大きいケーキじゃなくて正解だったかもしれません。
子どもの希望を全部そのまま叶えるのも楽しいですが、家族全体で無理なく楽しめる形にするのも大事。
思い描いた誕生日とは少し違いましたが、ろうそく10本のガトーショコラは、たぶん忘れない思い出になりそうです。
今日もなんとかやってます。ではまた



