3人育児中の予防接種。泣き叫ぶ真ん中くんと、はんこ注射に挑む末っ子くん - 男性教員が一年育休とってみた。

3人育児中の予防接種。泣き叫ぶ真ん中くんと、はんこ注射に挑む末っ子くん

  • きょうだいの予防接種は、子どもによって怖がり方や反応が大きく違う
  • 注射を怖がる子どもへの対応は、親にとっても毎回のように悩ましい
  • 予防接種のあとには、子どもの成長を感じるような出来事も待っている

今日も家族と、できる一歩を。

今回は、末っ子くんと真ん中くんの予防接種に行ってきました。

末っ子くんはBCG、いわゆる「はんこ注射」。

真ん中くんは日本脳炎の予防接種です。

お姉ちゃんも一緒についてきてくれました。

子どもが3人いると、予防接種も一人ずつ予定を確認しながら進めていく必要があります。誰が何の予防接種を受けるのか、次はいつなのか。母子手帳や予防接種の記録を確認するだけでも、なかなか大変です。

今回は、そんな我が家の予防接種の日の様子を記録しておきたいと思います。

以前は平気だったのに。注射を怖がるようになった子どもたち

我が家のお姉ちゃんは、以前は予防接種でそれほど泣くことはありませんでした。

ところが、1~2年ほど前から、注射で泣くようになりました。

そのころから、真ん中くんも注射を極端に怖がるようになってきました。

予防接種の予定を伝えるだけで、

「注射いや!」

と嫌がります。

病院に行く前から不安そうにしていることもあります。

注射は一瞬で終わるものですが、子どもにとっては、その「一瞬」がとても長く感じられるのかもしれません。

大人からすると、

「すぐ終わるよ」

「ちょっとチクッとするだけだよ」

と言いたくなります。

しかし、本人にとっては、痛みそのものだけでなく、「これから何か怖いことをされる」という予想もつらいのでしょう。

今回も、真ん中くんは病院に着いてからずっと嫌がっていました。

先に注射を受けることになった真ん中くん

今回の予防接種では、末っ子くんのBCGの準備に少し時間がかかるため、真ん中くんが先に注射を受けることになりました。

自分が注射を打たれると知ってから、真ん中くんはずっと嫌がっています。

診察室に入ってから、暴れ回るというほどではありませんでした。

ただ、先生が来る前から泣き始め、妻にしがみついています。

軽く診察をしてもらい、いよいよ注射の時間になりました。

妻の膝の上で、向かい合わせになるように抱っこされます。

そして、注射を安全に受けられるように、腕や体を支えてもらいます。

ところが、腕をおさえられたところで、真ん中くんが大きく動き始めました。

「動く方が余計に痛いよ」

「変なところに刺さってしまうかもしれないから危ないよ」

そんな声をかけながら、何とか落ち着いてもらおうとします。

私も、注射をする腕とは反対側の腕をおさえていました。

しかし、真ん中くんはずっと泣いています。

泣き声が大きく、あまりにも必死に泣いているので、正直なところ、私にはいつ注射が打たれたのか分からないほどでした。

気がつけば、注射は終わっていました。

本人からすれば、とても長く感じた時間だったのかもしれません。

親としては、

「もう終わったよ」

と伝えるしかありません。

怖がっている子どもを押さえることには、毎回複雑な気持ちになります。

できるだけ安心させてあげたい一方で、安全に注射を受けるためには、体を動かさないように支える必要もあります。

「怖いよね」と思いながらも、「動いたら危ないよ」と伝えなければならない。

予防接種の日は、子どもだけでなく、親にとってもなかなか気を使う時間です。

末っ子くんはBCG。まだ何もしていないのに泣き出す

続いて、末っ子くんの番です。

先ほどまで真ん中くんが座っていた椅子に移動しました。

末っ子くんは、これまでの予防接種での痛みを思い出したのかもしれません。

あるいは、真ん中くんが泣いている様子を見て、不安になったのかもしれません。

医師の姿を見たとたんに、末っ子くんも泣き始めました。

まだ何もされていません。

診察をしてもらう前から、すでに泣いています。

「まだ何もしてないよ」

と思ってしまいますが、本人にとっては、病院や診察室の雰囲気そのものが怖いのかもしれません。

ただ、泣いて暴れているとはいっても、まだ真ん中くんほどの力はありません。

そのため、真ん中くんのときに比べると、親が支えるのは少し楽でした。

腕に薬を塗ってもらい、いよいよBCGの接種です。

BCGは、一般的な注射とは違い、独特の形をした器具を使います。

9本の針が並んだ、いわゆる「はんこ」のような器具を腕に押しつけます。

末っ子くんは泣いていましたが、何とか接種は完了しました。

そして、医師が診察室から出ていくと、末っ子くんは少しずつ泣き止みました。

先生がいなくなったことを確認して、

「もう終わった」

と分かったのでしょうか。

BCGのあとは、しばらく診察室で待機

BCGは、接種してすぐに服を着せて終わり、というわけにはいきません。

腕に塗った薬が乾くまで、しばらく待つ必要があります。

そのため、接種後は診察室で15分ほど待つことになりました。

服を着せ直すこともできないので、子どもを抱っこしながら、薬が乾くのを待ちます。

BCGの接種後には、一般的な注射とは異なる注意点があります。

例えば、接種した場所を強くこすらないことや、しばらくの間はクリームなどを塗らないこと、接種した場所の変化を確認することなどです。

子どもの予防接種は、同じ「注射」でも、ワクチンの種類によって接種方法や接種後の注意点が異なります。

我が家でも、今回の説明を聞きながら、

「普通の注射とは少し違うんだな」

と改めて感じました。

予防接種のあとは、子どもの様子を見ながら、無理をさせずに過ごすようにしています。

注射のあとは、近所のお蕎麦屋さんへ

予防接種が終わったあとは、そのまま近所のお蕎麦屋さんへ行きました。

お姉ちゃんと真ん中くんは、そろってざるそばを注文。

私は、真ん中くんが残したそばをもらうつもりでいました。

子どもが食べきれなかった分を親が食べる。

我が家では、よくある流れです。

ところが、今回は少し違いました。

なんと、真ん中くんがそばを完食したのです。

さらに、妻からちくわの天ぷらも食べさせてもらっていました。

3歳の真ん中くんが、7歳のお姉ちゃんとほとんど同じ量を食べています。

以前は、食事の途中で遊び始めたり、なかなか食べ終わらなかったりすることもありました。

それが今では、しっかりと食べるようになってきました。

注射ではあれだけ泣いていた真ん中くんですが、食事になると元気いっぱいです。

「よく食べるようになったなあ」

と、しみじみ感じました。

子どもは、毎日一緒に過ごしていると、成長していることに気づきにくいものです。

しかし、以前と比べて食べる量が増えていたり、できることが増えていたりすると、ふと成長を実感します。

今回の予防接種では、注射を怖がる姿に少し心配になりました。

一方で、食事をする姿からは、体も心も少しずつ大きくなっていることを感じました。

怖がったり、泣いたり、甘えたりしながらも、子どもは子どもなりに成長しているのですね。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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