苦手なナスに挑戦した小学1年生。「なすなすだいすき、おいしくなあれ」の効果は?

苦手なナスに挑戦した小学1年生。「なすなすだいすき、おいしくなあれ」の効果は?
  • 小学校の授業で考えたおまじないを、家庭の食卓でも実践してみた
  • 苦手な食べ物に挑戦することは、子どもにとって大きな一歩になる
  • 食べられた量だけでなく、「挑戦してみた」という気持ちを大切にしたい

今日も家族と、できる一歩を。

先日、お姉ちゃんが小学校で受けた授業の話をしてくれました。

授業の内容は、「なんでもおいしく食べよう」というものだったそうです。

その授業の中で、苦手な食べ物もおいしく食べられるようになるためのおまじないを考えたとのこと。

お姉ちゃんが考えたおまじないは、

「なすなすだいすき、おいしくなあれ」

でした。

せっかく自分でおまじないを考えたのだから、家でも試してみようということになりました。

そこで、その日の夕食に登場したのが「焼きナス」です。

果たして、おまじないの力で食べられるのでしょうか。

苦手なナスに挑戦するには、少しハードルが高かった

今回の夕食は焼きナスでした。

ナスが好きな人にとっては、とてもおいしい料理です。

焼くことでナスがやわらかくなり、独特の食感や風味を楽しめます。

私自身は、焼きナスをおいしく食べられます。

しかし、ナスが苦手な小学1年生のお姉ちゃんにとっては、なかなかハードルの高いメニューだったかもしれません。

今になって考えると、

「肉みそ炒めとかにすればよかったかな」

とも思います。

肉みそ炒めであれば、肉のうまみや味噌の味で、ナスの苦手な部分が少し和らいだかもしれません。

それなのに、今回はナスそのものの味や食感を感じやすい焼きナス。

少し大げさかもしれませんが、苦手な食べ物に挑戦するお姉ちゃんを、いきなり千尋の谷へ突き落としているような気持ちにもなりました。

とはいえ、お姉ちゃん自身が、

「おまじないを試してみたい」

という気持ちを持っていたことは、うれしいことです。

親が一方的に、

「苦手なものも食べなさい」

と言うのではなく、本人が考えた方法で挑戦してみる。

その点では、今回の夕食には意味があったのかもしれません。

おまじないを唱えて、いざ実食

焼きナスには、サバ節と醤油をかけました。

お姉ちゃんにとって、少しでも食べやすくなればと思ってのことです。

そして、いよいよ実食です。

おまじないの効果を確かめるように、

「なすなすだいすき、おいしくなあれ」

と唱えてから、ナスを口に運びます。

もちろん、おまじないを唱えたからといって、急に苦手な食べ物が大好物になるわけではありません。

最初から一本すべて食べられるとは思っていませんでした。

それでも、お姉ちゃんは少しずつ挑戦していきました。

そして、なんと、焼きナスを一本の半分ほど食べきることができました。

ナスが苦手であることを考えれば、十分に頑張ったと思います。

口に入れてみる。

食感を確かめてみる。

少しずつ食べてみる。

そして、最後まであきらめずに挑戦してみる。

その一つ一つが、お姉ちゃんにとっては大切な経験だったのだと思います。

食べられた量よりも、「挑戦したこと」がすごい

今回、お姉ちゃんはナスを一本の半分ほど食べました。

おまじないの効果があったのかどうかも、正直なところ分かりません。

それでも、私は「よく頑張ったな」と思いました。

苦手なものを食べるとき、子どもは味だけでなく、見た目やにおい、食感など、いろいろなことを気にしているのかもしれません。

大人にとっては何でもない食べ物でも、子どもにとっては大きな壁になっていることがあります。

だからこそ、食べられた量だけで判断するのではなく、

「まず口に入れてみた」

「一口食べてみた」

「昨日より少し多く食べられた」

という変化を認めてあげたいと思います。

今回のお姉ちゃんも、ナスを完全に克服したわけではありません。

次に食卓へ出したときには、また嫌がるかもしれません。

「今日は食べたくない」

と言うこともあるでしょう。

それでも、一度挑戦してみた経験は、どこかで残っていくのだと思います。

今回の経験が、次にナスを食べるときの安心感につながるかもしれません。

あるいは、今度は肉みそ炒めや麻婆ナスなど、別の料理であれば食べられるかもしれません。

苦手な食べ物は、無理に一度で克服する必要はありません。

調理方法や味つけを変えたり、量を少なくしたり、家族と一緒に食べたりしながら、少しずつ慣れていけばよいのだと思います。

子どもの「やってみたい」を大切にしたい

今回の出来事で印象に残ったのは、お姉ちゃんが学校の授業で考えたおまじないを、家でも実践してみたことです。

学校で学んだことを家庭で試してみる。

自分で考えた言葉を使って、苦手なものに挑戦してみる。

そう考えると、食事の時間そのものが、ちょっとした学びの続きになっていたのかもしれません。

子どもが何かに挑戦するとき、親はつい結果を求めてしまいます。

「全部食べられた?」

「できるようになった?」

「前より上手になった?」

と聞きたくなります。

しかし、子どもにとっては、結果よりも挑戦するまでの気持ちが大切なこともあります。

今回のお姉ちゃんも、ナスを全部食べることより、

「おまじないを試してみたい」

「ちょっと食べてみよう」

と思えたことが大きかったのだと思います。

これからも、苦手なものが食卓に出ることはあるでしょう。

そのたびに、すぐに食べられるようになるとは限りません。

それでも、子どもが「やってみようかな」と思ったときには、その気持ちをできるだけ応援してあげたいと思います。

そして次回は、もう少し食べやすい料理にしてあげたいところです。

今回の焼きナスは、少し本格的すぎました。

子どもの成長は、目に見える大きな変化だけではありません。

苦手なものに一口挑戦したこと。

自分で考えた方法を試してみたこと。

昨日できなかったことを、少しだけやってみたこと。

そんな小さな変化の中にも、子どもの成長があるのだと思います。

これからも、家族の食卓で起きた小さな出来事を記録していきたいと思います。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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