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- 父親が離乳食を作ると、母親の負担軽減や子どもの成長への理解につながる
- 離乳食作りには時間や知識が必要で、夫婦のすり合わせも大切
- すべてを一人で担当しなくても、作業を分け合うだけで育児の負担は軽くできる
今日も家族と、できる一歩を。
以前の記事でも書きましたが、現在、わが家の料理担当は私です。末っ子くんの離乳食も、基本的に私が作っています。
お姉ちゃんと真ん中くんのときは、妻だけが育児休業を取り、私は仕事を続けていました。そのため、離乳食をメインで作るのは、今回が初めてです。
そんな末っ子くんの離乳食作りも、そろそろ1か月。
実際に作ってみると、父親が離乳食を担当することには、妻の負担を減らすだけでなく、子どもの成長を身近に感じられるなど、さまざまなメリットがあると感じました。
もちろん、時間や知識が必要になるなど、注意したい点もあります。
今回は、実際に離乳食を作って感じたメリット・デメリットと、仕事をしている父親でも取り入れやすい分担方法について紹介します。
父親が離乳食を作る3つのメリット
① 妻の精神的・肉体的な負担を減らせる
離乳食期は、授乳や夜泣き、日中の育児などで、親の疲労がたまりやすい時期です。
離乳食といっても、実際にはさまざまな作業があります。
- 献立を考える
- 食材を買う
- 食材を切って、加熱する
- 食材をすりつぶしたり、裏ごししたりする
- 子どもに食べさせる
- 食器や調理器具を洗う
- 小分けして冷凍保存する
こうして並べてみると、なかなかの仕事量です。
特に離乳食初期は、食材をなめらかにつぶす必要があります。茹でた魚を裏ごしする作業などは、実際にやってみると、なかなかの重労働です。
父親が仕事をしている場合、すべての作業を担当するのは難しいかもしれません。それでも、「食材をすりつぶす」「食べさせる」「食後の片付けをする」など、できる部分を引き受けるだけでも、妻の負担は軽くなるはずです。
離乳食を作ることそのものに加えて、妻が「次は何を食べさせよう」「そろそろ食材を準備しなければ」と考える負担を減らせるのも、大切なポイントだと思います。
② 調理を仕組み化して、効率を上げられる
離乳食作りでは、計量スプーンやタイマーを使ったり、食材をまとめて調理して小分け冷凍したりと、作業を仕組み化することで効率を上げられます。
例えば、野菜をまとめて加熱してから、必要な量ずつ小分けにして保存する方法です。毎回一から調理するよりも、準備にかかる時間を減らせます。
大人の食事を作るときに、味付けをする前の食材を取り分ける方法もあります。ただし、赤ちゃんの月齢や発達に合った硬さ・大きさに調整することは必要です。
もちろん、こうした工夫は父親だけが得意というわけではありません。大切なのは、誰が担当するかにかかわらず、無理なく続けられる方法を考えることです。
また、毎回すべて手作りにこだわる必要もありません。市販のベビーフードを上手に組み合わせれば、時間や手間を減らせます。
手作りか市販品かという二択ではなく、家族の生活に合った方法を選べばよいのだと思います。
③ 子どもの成長を身近に感じられる
個人的には、これも大きなメリットだと感じています。
「今日は初めてこの食材を食べた」「前より少し粒が大きくても食べられた」「思ったよりよく食べてくれた」など、毎日の変化に気づく機会が増えます。
食べる量や好み、食感への反応を知ることで、子どもへの理解も深まります。
そして、何より、自分が作ったものを子どもが食べてくれるとうれしいものです。
もちろん、手間をかけて作ったものを、まったく食べてくれない日もあるでしょう。育児は、こちらの努力がそのまま結果につながるとは限りません。
それでも、子どもの成長を自分の目で確かめながら育児に関わることは、父親としての自信にもつながると感じています。
父親が離乳食を作るときの3つの注意点
① 慣れるまでは時間がかかる
普段あまり料理をしない人にとって、離乳食作りは意外と大変です。
野菜を一つ裏ごしするだけでも時間がかかりますし、調理器具や食器をいくつも使えば、キッチンが散らかることもあります。
献立を考え、食材を準備し、調理して、片付ける。慣れないうちは、これだけでかなりの時間と労力が必要です。
離乳食作りを頑張るあまり、ほかの家事や上の子のお世話、子どもと遊ぶ時間が減ってしまっては本末転倒です。
最初から完璧を目指さず、作る品数を絞ったり、市販のベビーフードを使ったりしながら、無理なく続けられる方法を探しましょう。
② 離乳食の知識と安全管理が必要
離乳食は、大人の料理をそのまま小さくすればよいわけではありません。
月齢や発達に応じた食材の硬さ・大きさ、食物アレルギーへの配慮、調理器具や手指の衛生管理など、知っておくべきことがあります。
例えば、はちみつは乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。
初めての食材を試すときは、体調のよい日に少量から始め、万一のときに医療機関へ相談しやすい時間帯を選ぶことも大切です。食物アレルギーが心配な場合や、医師から指示を受けている場合は、その指示に従いましょう。
また、作った後の冷蔵・冷凍保存にも注意が必要です。保存方法や使い切る時期を確認し、衛生的に管理する必要があります。
私自身も、作ることだけでなく、安全に食べてもらうための知識を身につけることが大切だと感じています。
③ 妻と方針をすり合わせる必要がある
離乳食の進め方について、夫婦で考え方が違うこともあるでしょう。
食材の選び方、食べさせる量、手作りと市販品の使い分けなど、確認しておきたいことはいろいろあります。
自分なりに効率のよい方法を考えても、妻が不安に感じる方法であれば、安心して任せてもらうのは難しいかもしれません。
反対に、妻が一人で抱えてきた負担を父親が理解することで、今まで気づかなかった大変さが見えてくることもあります。
どちらか一方のやり方を押し通すのではなく、子どもの安全を第一にしながら、夫婦で相談して進めることが大切です。
離乳食作りは、すべてを担当しなくてもいい
ここまで、父親が離乳食を作るメリットと注意点を紹介してきました。
ただし、父親が離乳食を作るというのは、必ずしもすべての工程を一人で担当するという意味ではありません。
例えば、こんな分担も考えられます。
- 妻が献立を考え、父親が食材を調理する
- 父親が食材をすりつぶし、妻が食べさせる
- 妻が離乳食を準備し、父親が食後の片付けをする
- 週末に父親がまとめて調理し、平日は夫婦で食べさせる
- 離乳食作りは妻が担当し、父親がほかの家事や上の子のお世話を引き受ける
家庭によって、仕事の時間も得意な家事も違います。大切なのは、父親が離乳食を作ること自体ではなく、夫婦のどちらかに負担が偏りすぎないようにすることです。
個人的には、男性に特におすすめしたいのが、食材をすりつぶす作業を引き受けることです。この作業は完全な肉体労働かつ、食材によってはかなりの重労働です。魚を裏ごしするときなど、一食分でも疲れます。
時間的な問題などで、そこを引き受けられない男性は、離乳食が始まる前に、ブレンダーなどの文明の利器を妻にプレゼントすることを強くおすすめします。
ただし、便利な道具を買えば、すべての負担がなくなるわけではありません。道具を使うことも含めて、家族に合った方法を探していきたいですね。
夫婦で育児をするために、できることから始めよう
今回、末っ子くんの離乳食を作るようになり、食材を準備する手間や、安全に食べてもらうための知識が必要なことを実感しました。
同時に、自分が作ったものを食べてくれる喜びや、日々の成長に気づける楽しさも感じています。
仕事をしている父親にとって、毎日の離乳食作りを引き受けるのは簡単ではないかもしれません。育休中であっても、ほかの家事や上の子のお世話があり、思うように時間が取れないこともあります。
だからこそ、最初からすべてを担当しようとしなくてもよいのだと思います。
まずは食材をすりつぶすことから始める。食べさせる時間を担当する。使った食器を洗う。週末にまとめて準備する。
小さな分担でも、続けていけば家族全体の負担を減らすことにつながります。
そして、離乳食作りを妻に任せる場合でも、ほかの家事や育児を引き受ける方法があります。
夫婦の子どもですから、夫婦で育児をしましょう。
今日もなんとかやってます。ではまた。

