
・子どものわがままを叱るときは、行動の理由まで一緒に考えたい
・兄弟が増えると、上の子にも見えない我慢が生まれる
・厳しく伝える日があっても、その先で関係を戻していくことが大切
今日も家族と、できる一歩を。
今日は週に一度、お姉ちゃんが学童に行かず、直接家に帰る日でした。
帰るときに「迎えに来てほしい」と言っていたので、妻が末っ子くんをベビーカーに乗せて学校まで歩いて迎えに行きました。
ところが帰宅した二人の様子がいつもと違います。
妻は怒り心頭という顔、お姉ちゃんは泣きそうな顔。
何があったのか聞いてみると、帰り道でいろいろあったようでした。
帰り道で起きたこと
お姉ちゃんは友達と一緒に帰っていました。
途中で末っ子くんが泣き出したため、妻は末っ子くんを抱っこすることに。
すると今度は、お姉ちゃんがベビーカーに乗りたいと言い出したそうです。
もちろん、小学生が乗るものではないので妻は断ります。
すると今度はランドセルをベビーカーに置いたので、妻は「自分で押して」と言ったそうです。
さらに機嫌を悪くしたお姉ちゃんは、ランドセルを地面に引きずりながら歩いたり、一緒に帰っていた友達や妻を置いて先へ先へ行ってしまったとのこと。
妻は友達と歩調を合わせながら帰ってきたそうです。
そして帰宅後、
「わがままなだけじゃなく、待ってくれている友達まで置いていくのは違う」
「もう迎えには行かない。一人で帰ってきて」
とかなり強く怒っていました。
一方、お姉ちゃんは黙ったままです。
私が少し厳しく話したこと
私はお姉ちゃんに聞きました。
「ベビーカーの“ベビー”ってどういう意味?」
「赤ちゃん」
「お姉ちゃんは赤ちゃん?」
首を振ります。
「小学校に入ってから、友達がベビーカーに乗っているの見たことある?」
すると、お姉ちゃんは小さな声で、
「ベビーカーに乗りたかったの…」
と言いました。
私は続けました。
「ランドセルを引きずるくらいなら学校道具を大事にしていないことになるよ」
「毎朝“学校行きたくない”“保育園がいい”って言っているけど、地面に引きずって帰るランドセルなんか捨てて、学校行くのやめる?」
ここでお姉ちゃんは泣き出しました。
少し厳しかったかもしれません。
でも今回は、単なる機嫌の問題ではなく、一緒に帰ってくれていた友達にも迷惑をかけてしまっていたので、その部分は流したくありませんでした。
本当に直してほしかったのは「ベビーカー」ではない
実は私が気になっていたのは、ベビーカーに乗りたいと言ったことそのものではありません。
お姉ちゃんには以前から、
・思い通りにならないと不貞腐れてしまう
・最後に不満を口にして空気が悪くなる
・「行かなきゃよかった」と言って終わる
という癖があります。
楽しい日だったはずなのに、最後だけ険悪な空気になることも少なくありません。
たしかに兄弟が増えると、上の子は思っている以上に我慢することになります。
赤ちゃん中心になる生活の中で、「私も甘えたい」「私も見てほしい」という気持ちが、別の形で出ることもあります。
だから叱るだけでは終わりたくありません。
「乗りたかった理由は何だった?」
「友達を置いて行かれたらどう思う?」
そんな話も後でしました。
その後のお姉ちゃん
その日、一緒に帰った友達とは遊ぶ約束をしていたそうです。
私は遊ぶ前に、
「今日のことはちゃんと謝ってから遊んできてね」
と伝えました。
短時間でしたが、楽しく遊んで帰ってきました。
それから何日か経ちました。
不思議なことに、朝の「小学校行きたくない」は言わなくなりました。
もちろん、これで全部解決したとは思っていません。
また言う日もあるでしょう。
でも、子どもなりに何か感じるものがあったのかもしれません。
叱ることも、受け止めることも、どちらも親の仕事。
今日も手探りです。
今日もなんとかやってます。ではまた。
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