真ん中くん、前歯から出血②|休日の夜に救急外来を受診した結果

真ん中くん、前歯から出血②|休日の夜に救急外来を受診した結果

・休日の夜、子どもが飲食できなくなり救急外来を受診することに
・CTやレントゲンで調べてもらい、幸い大きな異常はなかった
・12時間以上飲まず食わずだった真ん中くんが、深夜にようやくミルクを飲んでくれた

今日も家族と、できる一歩を。

前回の記事では、実家で遊んでいた真ん中くんがアゴを床にぶつけ、下の前歯付近から出血したところから、休日の夜に救急外来を受診することになったところまでを書きました。

今回は、その続きです。

朝食以降、ほとんど何も飲み食いできないまま、夜になってしまった真ん中くん。

「歯が痛い」と言い、唾液すら飲み込めない状態が続いていました。

口腔外科でCTとレントゲンを撮る

ようやく口腔外科の先生と連絡がつき、頭から喉あたりまでのCTスキャンと、歯のレントゲンを撮ることになりました。

抱っこで寝ている真ん中くんを見て、医師が心配そうに尋ねます。

「CTはそのまま寝ていてくれるならいいけど、途中で起きてぐずると、ちゃんと撮れません。レントゲンは座っていないと撮影できない。どっちからしましょう」

ひとまず撮影室へ移動しようとすると、真ん中くんが目を覚ましました。

まだぼんやりしている状態だったので、まずは寝転がったまま撮影できるCTからすることになりました。

CTの台に寝かせて、動かないように言い聞かせます。

私たちは部屋の外で待機。

首から上だけだからなのか、それほど時間もかからず、無事に撮影を終えることができました。

次は歯のレントゲンです。

頭を固定し、前歯でガーゼのようなものを噛んでもらおうとするのですが、真ん中くんは噛んでくれません。

やはり、痛くて前歯で物を噛みたくないのでしょう。

仕方なく、そのまま撮影することになりました。

撮影のときには一瞬とはいえ室内に一人きりになるはずですが、泣いたり怖がったりする様子は全くありませんでした。

普段なら注射ですら大騒ぎすることがあるのに、この日はそれどころではなかったのでしょう。

撮影が終わり、再び診察室へ。

しばらく待っていると、口腔外科の先生がやってきました。

CTでは頭部全体の様子、レントゲンでは歯の様子を見せてもらいました。

ちなみに、レントゲンの写真は少しぼやけていました。

ガーゼを噛んでいなかったからでしょうか。

先生によると、どちらの画像を見ても、骨などが折れている様子はないとのこと。

ひとまず大きな異常がないことに安心しました。

では、なぜ飲み込めないのか。

先生によると、喉に何かがあるというよりも、強くアゴを打ったことで、喉に近いアゴの関節あたりに違和感があるのではないかとのことでした。

痛みや不安感から飲み込めなくなっている可能性があり、一晩寝たら忘れて、普通に食べられるようになるかもしれないという話でした。

12時間以上飲まず食わず。点滴は必要?

歯やアゴについては大きな問題がなさそうだと分かりました。

しかし、私たちが心配していたのは別の問題です。

朝食以降、真ん中くんは何も飲んでいません。

時刻はすでに21時半を過ぎています。

12時間以上、飲まず食わずです。

脱水は大丈夫なのか。

点滴をしてもらった方がいいのではないか。

口腔外科の先生が部屋を出ると、今度は救急の先生が小児科に電話をかけて相談してくれました。

ここまでのところ、脱水についてはそれほど心配する状態ではないようです。

そうなると次に心配なのは栄養面、特に低血糖です。

ところが、小児科の先生からは、

「丸一日くらいまでは、そんなに心配しなくてもよい」

との返答。

今夜については点滴をせず、今も痛がっているので、座薬で痛み止めを入れることになりました。

翌朝も痛み止めを入れて、それでも何も飲み込めないようなら、もう一度来院して点滴を打つという方針です。

ここは医療機関で診察してもらった上での判断なので、私たちもそれに従うことにしました。

※子どもが飲食できない場合の対応は、年齢や症状、脱水の程度などによって異なります。この記事は我が家の体験談であり、同じような症状があった場合は自己判断せず、医療機関や相談窓口に確認してください。

座薬を入れて、ようやく帰宅

座薬が大嫌いな真ん中くん。

普段なら、座薬を入れようとすると全力で抵抗します。

ところが、この日は抵抗する気力もなかったのでしょう。

寝転がったままズボンを下ろされても、目を開けただけ。

肛門に座薬を入れられたときに少し唸って、身体を捩っただけでした。

その姿を見て、改めて「相当しんどいんだな」と感じました。

退室するために抱き上げると、口に溜まっていたヨダレを垂らします。

それが気持ち悪いのか、えずいています。

受付で2万円近い診療費を支払い、病院を出ました。

時刻は22時を過ぎています。

車に乗せても、真ん中くんは起きません。

この日はシルバーウイーク中の日曜日。

翌日以降も医療機関がほとんど開いていない状況です。

「このまま何も飲めなかったらどうしよう」

「連休後半に入れている予定はキャンセルした方がいいのだろうか」

いろいろな不安が頭をよぎります。

家に着いたのは23時。

妻、お姉ちゃん、末っ子くんは、とっくに寝ています。

真ん中くんは3人とは別室の布団へ。

パジャマに着替えさせたあと、

「何か飲む?」

と聞いてみましたが、首を横に振ります。

吐いたときのために、枕元には洗面器を置いておきました。

私は入浴と身支度を済ませ、真ん中くんの隣に寝転がります。

0時、突然「何か飲みたい」

うとうとし始めた0時ごろ。

突然、真ん中くんが言いました。

「何か飲みたい」

その言葉を聞いて、ほっとしました。

いつもは寝る前にフォローアップミルクを飲んでいます。

そこで急いで哺乳瓶にミルクを作り、真ん中くんを抱っこして飲ませました。

すると……。

すごい勢いで飲み始めました。

「飲めた!」

それだけで、本当に安心しました。

ひとまず何かを飲めたことで、かなり気持ちが楽になりました。

ミルクを飲み終わった真ん中くんに、

「ジュースも飲む?」

と聞くと、

「いらない」

との返事。

まだ本調子ではないのかなと思い、真ん中くんを布団に戻します。

哺乳瓶を洗い、ジュースを枕元に置いて布団に入ると……。

「やっぱりジュース飲む」

声が明るくなっています。

その後も、明け方までにフォローアップミルク、ポカリスエットを飲み、合計500mL以上飲んでくれました。

そして朝6時半。

いつものように、寝ている妻のところへ行き、おっぱいをたらふく飲んでいました。

真ん中くん、完全復活です。

朝にはいつもの真ん中くんに

朝食には消化の良いものをと思い、

「雑炊にする?」

「うどんは?」

と提案してみました。

すると、

「黒いツルツル食べる」

とのこと。

黒いツルツルとは、我が家で「イカ墨スパゲッティ」のことです。

前日の夜まで飲み物すら受け付けなかったのに、朝からまさかのイカ墨スパゲッティ。

言葉どおり、しっかり食べてくれました。

歯がぐらぐらする様子もありません。

昨日のことが嘘だったかのように、元気に遊んでいます。

本当に心配した一日でした。

子どもが突然ケガをすると、それだけでも心配です。

さらに今回は「飲めない」「食べられない」という状態が重なり、しかも休日の夜。

どこに相談したらいいのか、救急を受診した方がいいのか、点滴は必要なのか。

親としては判断に迷うことがたくさんありました。

結果的には大きな異常もなく、翌朝には元気になってくれました。

ただ、今回のことで、普段から「休日や夜間に子どもの具合が悪くなったら、どこに相談するのか」を家族で確認しておくことの大切さを感じました。

我が家は今回「#8000」に電話しました。

何度かけてもつながらず、20分ほどかかりましたが、最終的には受診先を相談することができました。

こういう情報は、元気なときにはあまり調べません。

でも、子どもが苦しんでいるときに慌てて調べるのは大変です。

今回の記事が、同じように子育てをしている方にとって、「そういえば、こういう相談窓口があったな」と思い出すきっかけになればと思います。

よかったら、ほかの記事も読んでいってください。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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