育休中の一休み。たった2時間でも心が軽くなった話 - 男性教員が一年育休とってみた。

育休中の一休み。たった2時間でも心が軽くなった話

・助産師の家庭訪問は、子育て家庭を支える大切な制度だった
・育休中は想像以上に大人と話す機会が減る
・短時間でも一人で過ごす時間は、育児を続けるための大切な休息になる

今日も家族と、できる一歩を。

末っ子くんが生まれて2か月を迎えようとした頃、市が実施している助産師の家庭訪問がありました。

これは、生後間もない赤ちゃんがいる家庭を対象に、助産師が自宅を訪問して母子の健康状態を確認したり、育児に関する相談を受けたり、子育て支援の情報を提供したりする制度です。

費用はかからず、申し込みも不要。対象となる家庭には連絡があり、日程調整をするだけで利用できます。

初めての子育てでも、そうでなくても、専門家に直接相談できる機会があるのは心強いものです。

助産師訪問の日、私はあえて家を離れることにした

末っ子くんは私の子どもでもありますし、現在は私自身も育児休業中です。

本来なら、妻と一緒に話を聞き、育児について相談するのが自然だったかもしれません。

ただ今回は、私はあえて家を空けることにしました。

理由は単純です。

妻にとって、私がいない方が話しやすいこともあるだろうと思ったからです。

育児の悩みや不安はもちろん、日々の生活の中で感じる小さなストレスもあります。夫が同席していると、気を遣って言えないこともあるでしょう。

助産師さんとの時間が、妻にとって気兼ねなく話せる機会になればいいなと思いました。

実際、育児中は夫婦だけで抱え込まず、第三者に話を聞いてもらう機会があることが大切だと感じています。

育休中は思った以上に大人と話さない

育児休業に入って改めて感じたのは、大人と会話する機会が本当に少なくなることです。

仕事をしている頃は、同僚や保護者、生徒など、毎日たくさんの人と話していました。

しかし育休中は違います。

妻も私も、基本的には家族中心の生活です。

妻は私以外の大人と話す機会がほとんどありません。

私も、保育園の先生や他の保護者の方と少し話す程度です。

もちろん家族との時間は大切です。

それでも、人は誰かと話すことで気持ちを整理したり、ストレスを発散したりしています。

だからこそ、助産師さんの訪問のように、家族以外の大人と話せる機会は意外と貴重なのだと思います。

久しぶりに一人で喫茶店へ

私はその間、真ん中くんを保育園へ送り届けた後、近くにある喫茶店へ行くことにしました。

初めて入るお店です。

特に何かをする予定もありません。

コーヒーを飲みながら、窓の外を走る車をぼんやり眺めていました。

スマホを触るわけでもなく、本を読むわけでもなく、ただ座っているだけ。

それなのに、とても贅沢な時間に感じました。

考えてみると、育休に入ってから「一人でゆっくりする時間」をほとんど取っていませんでした。

家にいれば、洗濯や掃除、買い物、食事の準備があります。

子どもが起きていれば遊び相手になり、泣けば抱っこをし、おむつを替えます。

やることがない時間はほとんどありません。

家にいるだけでも、常に何かに追われているような感覚があります。

だからこそ、誰にも呼ばれず、何かをしなくてもいい時間が新鮮でした。

休むことも育児のうち

喫茶店で過ごした時間は2時間にも満たなかったと思います。

それでも、気持ちはかなりリフレッシュできました。

育児をしていると、「休んではいけない」「もっと頑張らないと」と思ってしまうことがあります。

特に育休中は、仕事を休んでいるのだから育児や家事をしっかりやらなければ、と考えがちです。

でも実際には、少し立ち止まって休むことも大切です。

気持ちに余裕ができると、子どもたちにも穏やかに接することができます。

育児は短距離走ではなく長距離走。

だからこそ、時々こうした「何もしない時間」を意識的につくることも必要なのだと思います。

久しぶりの一人時間。

家事も育児も気にせず過ごせたことで、また頑張ろうという気持ちになれました。

育休中の小さな一休みでしたが、とても大切な時間になりました。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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