
・資産形成の第一歩は「固定費の見直し」から始まる
・保険は「低確率・高損害」にだけ備えるもの
・不要な保険を減らすだけで、長期的に大きな差が生まれる
今日も家族と、できる一歩を
資産形成の第一歩は、余計な支出を減らすことです。
収入を増やすことも大切ですが、支出のコントロールができていないと、せっかく増えた収入も流れていってしまいます。
特に見直したいのが「固定費」。
その中でも多くの家庭で金額が大きいものが保険です。
今回は、保険との向き合い方について、実体験も踏まえて整理していきます。
保険は必ず「保険会社が儲かる仕組み」
保険の基本的な仕組みはとてもシンプルです。
大勢からお金を集める
→ 保険会社が手数料を差し引く
→ 一部の人に保険金を支払う
→ 残りが保険会社の利益になる
つまり、全体としては必ず保険会社に利益が出るように設計されています。
保険商品は、統計・数学・経済の知識をもとに精密に作られています。
「想定外の支払い」が起きにくいよう、細かい条件や注意書きも設けられています。
何があっても100パーセント保険会社に儲けが出る。
これが保険です。
その結果、ほとんどの人にとっては
「支払った保険料 > 受け取る金額」
になる可能性が高いのです。
だからこそ、保険は“なんとなく安心だから入る”ものではなく、必要なものだけに絞ることが重要です。
保険に入る基準は「低確率・高損害」
では、すべての保険が不要かというと、そうではありません。
ポイントは
「自分ではカバーできない大きな損失かどうか」です。
保険会社にとっては確率の問題でも、個人にとっては「起こるか・起こらないか」の二択です。
例えば
・事故で数千万円〜数億円の賠償が発生する
・家が全焼してローンだけ残る
こういったケースは、自力では対応が難しいため、保険の出番です。
つまり
低確率 × 高損害 → 保険で備える
これが基本の考え方になります。
入る必要のない保険
一方で、多くの人が加入しているものの、実は不要なケースが多い保険もあります。
以下の保険に入るなら、定期預金や国債を購入して備えておく方がよいでしょう。
医療保険
入院日額〇円と聞くと安心感がありますが、現在は入院期間が短くなっています。
さらに高額療養費制度があるため、自己負担は一定額に抑えられます。
出産のための入院には支払われないなど制限もあります。
長期間払い続ける保険料の総額が、実際の医療費を上回るケースも少なくありません。
養老保険・個人年金保険
保険会社が運用して手数料を差し引く仕組みです。
同じことを自分で投資すれば、その分コストを抑えられます。
学資保険
仕組みとしては上記と同様です。
特にインフレ環境では、実質的に価値が目減りする可能性もあります。
これらは「保険」ではなく「貯蓄・投資」で代替できるものです。
入った方がよい保険
一方で、必要性が高い保険もあります。
自動車保険
対人無制限は必須です。
事故による賠償は個人で負担できるレベルを超えます。
個人賠償責任保険
自転車事故や日常生活のトラブルに備えられます。
自動車保険の特約で付けられることも多いので、重複には注意。
火災保険
住宅を失うリスクに備えるもの。
住宅ローンがある場合は特に重要です。
団体信用生命保険(団信)
住宅ローンとセットで考えるべき保険。
万が一の際に家族の負担を大きく減らします。
掛け捨ての死亡保険
収入の柱が自分一人で、資産が少ない場合は検討の余地があります。
ただし、遺族年金などの制度も考慮して判断すべきです。
保険を選ぶときに意識したいこと
保険に入るときは、次の2点を意識するだけで大きく変わります。
・シンプルな商品を選ぶ
・複数社を比較する
特約が多く複雑な商品ほど、保険会社の利益が大きくなりがちです。
必要最低限の保障に絞ることが重要です。
また、同じ保障内容でも保険料は会社によって異なります。
比較サイトなどを活用して、複数の見積もりを確認しましょう。
一度契約すると見直しが面倒になるのが保険です。
だからこそ、最初の選択がとても重要になります。
保険は「安心を買うもの」ですが、買いすぎると資産形成の足かせにもなります。
必要なものだけに絞ることで、家計は大きく改善します。
今日もなんとかやってます。ではまた




