
・資産形成に投資が欠かせない理由
・現金だけでは資産を守れない時代になっている
・初心者はシンプルな積立投資からで十分
今日も家族と、できる一歩を。
資産形成をするうえで、避けては通れないのが「投資」です。
「資産形成=投資」と考える人も多いかもしれません。
それは、ある意味では間違っていません。
もちろん、固定費を減らしたり、無駄遣いを減らしたりすることも大切です。
けれど、支出を減らすだけでは限界があります。
長い目で見ると、お金そのものに働いてもらう仕組みを作ることが、資産形成ではとても重要になります。
今回は、なぜ投資が必要なのか、そしてこれから始めるなら何を選ぶべきかについて、私なりの考えを書いてみます。
なぜ投資が必要なのか
経済学には有名な考え方があります。
「r(資本収益率)>g(経済成長率)」
ざっくり言えば、
社会全体が成長するスピードより、お金を持っている人が資産を増やすスピードの方が速い
ということです。
少し身もふたもない言い方をすると、労働だけではお金持ちになりにくく、資本を持つ人のほうが有利になりやすい、という現実があります。
たとえば、会社で一生懸命働いても、給料の上昇率は毎年数%程度ということが多いでしょう。
一方で、株式などの資産は、長期で見ればそれ以上のリターンを生むことがあります。
つまり、労働だけではなかなか資産は増えにくく、
資産を持つ側に回ることが大切になるわけです。
資産形成をするなら、「自分も少しずつ資本家側に立つ」という視点が必要だと思っています。
インフレ時代に現金だけでは弱い
ここ数年、日本でも物価上昇を実感する場面が増えました。
スーパーに行くたびに
「あれ、また高くなってる」
と思うことが増えた人も多いのではないでしょうか。
昭和後期から平成前期に育った世代は、長いデフレ時代を経験しています。
「とりあえず貯金しておけば安心」
そう考えるのが自然でした。
実際、30年近く日本は大きな物価上昇がありませんでした。
でも、これからは違います。
もし毎年2%ずつ物価が上がれば、今100万円で買えるものが、20年後には約148万円必要になります。
つまり、現金をそのまま持っているだけでは、実質的な価値が目減りしていくのです。
国も2%程度のインフレを目標にしていますし、世界的に見ても、お金の価値は長期的には下がっていく傾向があります。
だからこそ、現金だけではなく、価値が増えやすい資産を持つことが必要になります。
まずは株式投資をすすめる理由
投資にはいろいろあります。
不動産、債券、金(GOLD)、暗号資産など。
その中で、これから始める人にまずおすすめしたいのは株式投資です。
理由はシンプルです。
・少額から始めやすい
・必要なときに現金化しやすい
・インフレに比較的強い
・長期では成長しやすい
企業は物価が上がれば価格転嫁をしながら利益を伸ばそうとします。
そのため、長期ではインフレに強い傾向があります。
ただし、個別株はおすすめしません。
どの会社が伸びるかを当て続けるのは、とても難しいからです。
初心者は、たくさんの企業にまとめて投資できる「投資信託」から始めるのが無難です。
王道は「オルカン」か「S&P500」
これから始めるなら、私はこのどちらかで十分だと思っています。
オルカン(全世界株式)
世界中の企業にまとめて投資
S&P500
アメリカを代表する大企業500社に投資
どちらも、世界経済の成長に乗ることを目的にした、非常にシンプルな商品です。
S&P500のほうが過去の成長率は高めです。
一方で、
「この先もアメリカがずっと最強とは限らない」
と考えるなら、世界全体に分散できるオルカンのほうが安心感があります。
ちなみに、オルカンも6割以上はアメリカ株です。
なので、どちらを選んでも大きく外すことはないと思っています。
具体的には、
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天・プラス・オールカントリー
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・SBI・V・S&P500
・楽天・プラス・S&P500
このあたりの、信託報酬(手数料)が低いものを選べば十分です。
やることは、最初に設定するだけ
やることは意外と少ないです。
まず、証券口座を作る。
(楽天証券やSBI証券が定番)
次に、毎月の積立額を決める。
そして投資信託を設定する。
これだけです。
あとは、基本的に放置。
価格が上がった、下がったと毎日気にしないことが大切です。
「投資成績が最も良かったのは、口座を忘れていた人」
という有名な話があります。
半分都市伝説ですが、本質はかなり正しいと思っています。
長く続けること。
余計な売買をしないこと。
これが、いちばん手間がかからず、いちばん再現性が高い方法です。
資産形成は、一発逆転を狙うものではありません。
小さく始めて、長く続ける。
それが、いちばん確実な「できる一歩」だと思っています。
今日もなんとかやってます。ではまた。




