
・住まいは「資産形成」だけでは決められない
・子育て中は、一戸建てならではのメリットを感じる場面が多い
・家は「自分のもの」であると同時に、「家族の帰る場所」にもなる
今日も家族と、できる一歩を。
昔は「一国一城の主」という言葉もあり、一戸建ての家を持つことは、多くの人にとって人生の大きな目標の一つでした。
しかし最近では、
「家は買うべきか、借りるべきか」
「マンションと一戸建て、どちらが得か」
といった議論をよく見かけます。
実際、資産形成やお金の面だけで考えると、一戸建ての購入は必ずしも有利とは言えません。
一方で、家というのは「お金だけでは測れない価値」があるのも事実です。
わが家もかなり悩みましたが、最終的には一戸建てを購入しました。
今回は、
- マンション・アパートと一戸建ての違い
- 賃貸と購入の違い
- わが家が一戸建てを選んだ理由
について、子育て世帯の視点から書いてみたいと思います。
子育て世帯なら、一戸建てのメリットは大きい
小さい子どもがいる家庭では、一戸建てのメリットはかなり大きいと感じます。
特に大きいのが「音」の問題です。
子どもは、とにかく走ります。
静かに歩いてほしいと思っても、気づけば走っています。
テンションが上がればジャンプもします。
マンションやアパートでは、階下や隣の住人への配慮が必要になります。
もちろん集合住宅でも工夫しながら暮らしている家庭はたくさんありますが、
「静かにして!」
「走らない!」
を何度も言わなければならない環境は、親にとってもストレスになります。
わが家では現在、お姉ちゃんと真ん中くんが毎日のように家の中を走り回っています。
もしマンションやアパートだったら、ここまで自由にはさせられなかったと思います。
また、子どもが成長すると「自分の部屋がほしい」と言い始めます。
子どもが複数いる場合、マンションやアパートでは手狭になりやすいのも事実です。
その一方で、子どもが家にいる期間は意外と短く、20年ほど。
一戸建ては、子どもが独立した後に部屋が余り、大きなデッドスペースになる可能性もあります。
さらに、一戸建ては1世帯で土地を使うため、どうしてもコストは高くなりがちです。
マンションであれば、一つの土地を複数世帯で共有するため、面積あたりの価格は比較的抑えられます。
金銭面だけなら、賃貸はかなり強い
お金の面だけを重視するなら、賃貸には大きな強みがあります。
家を購入すると、
- 土地、家の購入代
- 住宅ローン金利
- 固定資産税
- 修繕費
- リフォーム代
など、さまざまな費用がかかります。
特に住宅ローンは、総支払額を見ると想像以上に大きくなります。
金利を含めると、長期間でかなりの金額を支払うことになります。
その点、賃貸は、
- 家賃
- 共益費
に多くの費用が含まれているため、支出計画が立てやすいです。
また、転勤や子どもの進学など、生活環境が変わった時に引っ越ししやすいのも大きなメリットです。
一方で、購入した家は「自分のもの」になるため、
- リフォーム
- 間取り変更
- 設備変更
などを自由に行える魅力があります。
ここは賃貸にはない強みです。
家を買うことは、不動産投資でもある
マンションであれ一戸建てであれ、家を購入するということは、不動産を持つということでもあります。
つまり、「住む場所」であると同時に、一種の不動産投資でもあります。
将来的に、
- 売るのか
- 子どもに相続するのか
- 誰かに貸すのか
によって、家の価値は大きく変わります。
一般的に、30年ほど経つと建物そのものの価値はかなり下がり、最終的には土地の価値が重要になります。
今後、日本では人口減少が進み、都市部への人口集中も続くと言われています。
そのため、交通の便が悪い地域などでは、将来的に土地の需要が下がる可能性が高いと言えます。
特にマンションの場合、自分だけの判断で建物を壊したり建て替えたりすることはできません。
購入するなら、
「数十年後、この家をどうするのか」
まで考えておくことが大切だと思います。
わが家が一戸建てを選んだ理由
わが家が一戸建てを選んだ一番の理由は、
「子どもが騒げる家にしたかった」
ということでした。
特に妻は、子どもにピアノを習わせたいと考えていました。
妻自身、子どもの頃はアパート暮らしで、階下への迷惑を考えて夜8時以降はピアノ禁止だったそうです。
そういった経験もあり、
「子どもがのびのび過ごせる環境を作りたい」
という思いが強くありました。
現在、お姉ちゃんと真ん中くんは、毎日のように家の中を走り回っています。
正直かなり騒がしいですが、
「子どもはある程度騒ぐもの」
として育てられる環境にできたのは、一戸建てにしてよかったと思う点の一つです。
そしてもう一つ大きかったのが、
「実家を作りたい」
という思いでした。
20年後、30年後。
子どもたちが独立した後でも、
「実家に帰る」
と思える場所を残しておきたい。
家は自分たちのものでもありますが、同時に家族の場所でもあると思っています。
もちろん、大きな出費でした。
住宅ローンもまだまだ残っています。
それでも今のところ、わが家はこの選択におおむね満足しています。
今日もなんとかやってます。ではまた。




