【投資初心者こそ注意】SBI証券を名乗る詐欺メールが届いた話 - 男性教員が一年育休とってみた。

【投資初心者こそ注意】SBI証券を名乗る詐欺メールが届いた話

・投資関連の詐欺メールは年々巧妙になっている
・「高すぎる利益」「LINE誘導」は特に要注意
・本物らしく見えても、投資話は必ず自分で確認することが大切

今日も家族と、できる一歩を。

先日、SBI証券を名乗るメールが届きました。

最近は投資関連の迷惑メールを見かける機会が増えています。

NISAやiDeCoの普及によって投資が身近になったことの裏返しでもあるのでしょう。しかし、その一方で、こうしたメールにだまされて被害に遭う人も一定数いるのだと思います。

今回は、実際に届いたメールを紹介しながら、どこに違和感があったのかを書いてみます。

届いたメールの内容

メールの一部を抜粋すると、次のようなものでした。

From:株式会社SBΙ証券<info@bokuoki.com>

件名:
【限定配信】成功者続出!月利12%実績も―今すぐLINEで情報入手

本文:

投資家の皆様へ

私は、SBIホールディングス代表取締役社長の北尾吉孝でございます。

近年の金融市場は、国内外の経済動向や地政学的要因等により、不安定な局面が続いております。このような環境下においては、正確な情報の把握と、適切な戦略に基づく判断が、資産運用において極めて重要であると考えております。

このたび、実際の投資事例を通じて一定の成果を上げられた方々が活用された投資情報につき、参考情報としてLINE限定でご案内申し上げます。

この後には投資成功事例として顧客の声が並び、最後にLINE登録用のリンクが設置されていました。

なぜ詐欺メールだと分かったのか

このメールの場合、怪しいポイントがいくつもありました。

・送信元メールアドレスがSBI証券のものではない
・月利12%という現実離れした高いリターンを強調している
・証券会社の社長本人を名乗って勧誘している
・LINEへの登録を促している

これだけでも十分に怪しいと分かります。

また、

「数量限定」
「選ばれた方だけ」
「今だけ」
「あなた限定」

といった文言が入っている場合も注意が必要です。

人は特別扱いされると判断力が鈍りやすくなります。詐欺師はその心理をよく理解しています。

なぜ向こうから来る投資話を疑うのか

私は昔から、

「市場平均を大きく超えるリターン」

「向こうからやって来る投資話」

この2つについては、まず疑うようにしています。

理由は単純です。

本当に市場を出し抜ける画期的な投資手法があったとして、それを不特定多数に教えるメリットがほとんどないからです。

仮にそんな手法があったとしても、多くの人が同じことを始めれば利益は薄まっていきます。

それでも積極的に勧誘しているということは、情報を受け取る側ではなく、情報を売る側に利益があると考える方が自然です。

だから私は、「儲かる方法を教えます」という話を聞くと、その時点で一歩引いて考えるようにしています。

「本物でも信用してはいけない」という考え方

こうした詐欺メールであれば、一呼吸おいて調べればおかしいことに気づけます。

しかし昨今では、動画生成AIを使って有名投資家が投資商品を勧める動画や広告も出てきています。私はまだ見たことがありませんが、その投資家(AIが作ったもの)とテレビ電話までできるケースもあるそうです。

本物そっくりの有名投資家から直接勧められれば、つい信じてしまいそうになります。

しかし、経済評論家の故・山崎元さんは「本物であっても信用してはいけない」と述べています。

山崎さんは、自身を騙るLINEグループで投資の勧誘を受けていた人から、

「これは山崎元さんご本人が関わっている案件ですか?」

という問い合わせを受けたそうです。

山崎さんが「私、経済評論家の山崎元は関わっていません」と答えたところ、

「ありがとうございます。おかげで引っ掛からずに済みました」

という返信が来たとのこと。

ここで山崎さんは疑問を持ちます。

「この人は、本物の山崎元がやっているなら信用したのだろうか?」

もしそうなら、それは危険な考え方です。

なぜなら、お金に関する判断を「誰が言ったか」で決めてしまうと、その人が本物か偽物かに関係なく、将来また別の勧誘に引っ掛かる可能性があるからです。

投資で大切なのは、有名人や専門家を信用することではなく、自分で内容を理解し、納得して判断することです。

だからこそ山崎さんは、

「偽物の山崎元を信用してはいけないし、本物の山崎元でも信用してはいけない」

と述べています。

投資案件の勧誘については、有名人の名前や肩書きに惑わされず、「なぜ相手はこの話を私に持ちかけているのか」を考えることが大切です。

向こうからやって来るうまい投資話は、まず疑うくらいでちょうど良いのかもしれません。

投資の判断は、誰かを信じることではなく、自分で内容を理解して行うものです。

有名人だから。
証券会社だから。
SNSで人気だから。

そういった理由だけでお金を預けてしまうと、思わぬ被害につながることがあります。

投資をするなら、自分の資産を守るのも自分自身。

投資勧誘の話を受けたら、まずは一呼吸置いて、本当に信頼できる情報なのかを確認する習慣をつけたいものです。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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