
・小学1年生のお姉ちゃんは、国語の宿題には30分以上かかるのに、算数は1分ほどで終わることがある
・九九もまだ言えないのに、足し算・引き算だけで「つるかめ算」のような問題を解いてしまった
・子どもの「好き」や「得意」を、親としてどう伸ばしていけばいいのか考えさせられる
今日も家族と、できる一歩を。
小学校に入学してから、少しずつ「この子はこれが好きなんだな」と分かることが増えてきました。
我が家のお姉ちゃんの場合、それがどうやら算数のようです。
一方で、国語の宿題にはかなり時間がかかります。
親としては「得意不得意って、こんなにはっきり出るものなんだな」と思いながら、最近はお姉ちゃんの宿題を見ています。
そして先日、旅行中の電車の中で、お姉ちゃんの算数好きがよく分かる出来事がありました。
国語の宿題は30分以上。でも算数は1分?
1学期、お姉ちゃんはひらがなの書き取りに30分以上の時間をかけることがありました。
「もう少し早く書けないかな」と思うこともありますが、本人からすると、一文字一文字書くこと自体が大変なのでしょう。
そして2学期に入り、ひらがなからカタカナの書き取りになりました。
ところが……。
カタカナになっても、やっぱりびっくりするほど時間がかかります。
一つの文字を見本と完全に同じになるように時間をかけて、書いては消し、書いては消し……。
なかなか宿題が終わりません。
一方で、算数の宿題になると様子が変わります。
早いときには、1分くらいで終わってしまうこともあります。
もちろん問題の難易度にもよりますが、国語と算数でここまで違うのかと驚きます。
どうやらお姉ちゃんは、算数が好きなだけではなく、本人にとってはかなり得意な分野でもあるようです。
アンパンマン列車で「問題出して!」
そんなお姉ちゃんの算数好きを実感したのが、家族旅行でアンパンマン列車に乗ったときのことでした。
岡山から高知方面へ向かうアンパンマン列車に乗っていたのですが、乗車時間は約3時間。
子どもが3時間ずっと大人しくしているのは、なかなか難しいものです。
そこで、絵本やおもちゃなど、いろいろと時間をつぶせるものを持って行きました。
しかし、長時間の移動。
当然、それらにも限界があります。
「次は何をして遊ぼうか……」
そんな感じになっていたところ、お姉ちゃんが妻に、
「問題出して」
と言い始めました。
そして、普段お絵描きに使っている電子メモパッドを妻に差し出しました。
これはなかなか面白い遊びになりそうです。
最初は小学1年生のお姉ちゃんに合わせて、足し算や引き算の簡単な問題を出していました。
ところが、お姉ちゃんは次々に解いていきます。
「もう一問!」
「もっと問題出して!」
と、どんどん新しい問題を要求してきます。
そこで妻も、
「じゃあ、もう少し難しくしてみよう」
と、少しずつ問題の難易度を上げていきました。
小学1年生に「つるかめ算」を出してみた
最初に出したのは、こんな問題です。
「かわいいウサギが4わいます。みみのかずはぜんぶでいくつ?」
小学1年生なので、もちろん掛け算はまだ習っていません。
でも、お姉ちゃんは、
2+2+2+2
と考えて、答えを出します。
正解。
そこで、もう少し難しくしてみました。
次の問題です。
「カメがなんびきかいます。あしのかずはぜんぶで20ぽんです。カメはなんびきでしょう。」
これも、カメの足が4本であることを使えば、
4+4+4+4+4=20
と考えることができます。
これも正解。
お姉ちゃんは、またすぐに解いてしまいました。
そこで妻が、さらに難しい問題を考えました。
「サギとカメがあわせて6ぴきいます。あしのかずはぜんぶで16ほんです。カメはなんびきですか?」
……これ、もはやつるかめ算ではないでしょうか。
ただし、お姉ちゃんはまだ小学1年生。
しかも、九九もまだ言えません。
当然、「つるかめ算」という解き方を知っているわけでもありません。
それでも、お姉ちゃんは問題に挑戦しました。
九九が言えなくても、足し算で解いていく
お姉ちゃんは、掛け算を使って問題を解くことができません。
というより、そもそもまだ九九を習っていません。
それでも、これまでの問題と同じように、足し算を使って考え始めました。
最初は、
「サギが2わ、カメが4ひきだったら……」
というように考えていきます。
でも、それでは足の数が合いません。
そこで、
「サギが3わ、カメが3ぴき」
「サギが4わ、カメが2ひき」
と、一つずつ組み合わせを変えて順番に足の数を数えていき、正解にたどり着きました。
答えは、
カメが4ひき。
正解です。
妻と私は、
「すごいな……」
と、ちょっと驚いてしまいました。
もちろん、大人からすればもっと効率的な解き方があります。
でも、お姉ちゃんはまだ小学1年生。
しかも、九九を使わず、足し算と引き算だけで自分なりに答えにたどり着いたことが、親としては面白いなと思いました。
そして何より、
「もっと問題出して!」
と言い続けていることがすごい。
勉強を「やらされている」のではなく、本人が楽しんでいるからです。
親のほうが先にギブアップ
ただ、ここで問題が発生しました。
問題を考えていた妻のほうが、先にギブアップしました。
足し算と引き算だけで解ける問題を作ろうとすると、だんだん難しい問題を作るのが難しくなってきます。
「これ以上難しくすると、もう掛け算を使わないと無理じゃない?」
という話になりました。
たしかにそうです。
お姉ちゃんはまだ九九を習っていません。
それでも、本人はもっと問題を解きたい。
親としては、
「じゃあ次はどんな問題を出そう?」
と考えることになります。
まさか旅行中のアンパンマン列車で、親が小学1年生向けの算数の問題を必死に考えることになるとは思いませんでした。
でも、こういう何気ない時間が、子どもの「好き」を知るきっかけになるのかもしれません。
「好き」を親がどう伸ばすか
お姉ちゃんを見ていると、子どもにはそれぞれ得意なことや、自然と興味を持てることがあるのだなと感じます。
国語の宿題には30分以上かかることがある。
でも、算数の問題なら1分程度で終わることがある。
そして、学校の宿題が終わっても、
「もっと問題出して!」
と言ってくる。
これだけを見ると、かなり分かりやすく算数が好きなのだと思います。
ただ、親として少し悩むのは、
この「好き」や「得意」を、どうやって伸ばしていけばいいのか
ということです。
難しい問題集を買ってきて、どんどん先取りさせればいいのか。
それとも、今のように本人が楽しんでいる範囲で、遊びながら問題を出してあげればいいのか。
あるいは、算数だけではなく、いろいろなことを経験させたほうがいいのか。
正直、まだ答えは分かりません。
親が「才能を伸ばそう」と頑張りすぎることで、本人が好きだったものを嫌いになってしまう可能性もあります。
だから今は、とりあえず、
「算数って面白い」と思える時間を増やしてあげる
くらいでいいのかなと思っています。
今回のアンパンマン列車での出来事も、勉強というよりは、親子の遊びの一つでした。
でも、こういう遊びの中から、
「この子はこういうことが好きなんだ」
ということに気づけるのは、親としても嬉しいことです。
小学校に入学して、宿題や学校生活など、いろいろなことが始まったお姉ちゃん。
以前の記事でも、小学校入学に向けて感じたことや、入学後の生活について書いてきました。
子どもが大きくなるにつれて、親として悩むことも増えています。
それでも、今回のような「おっ!」と思う瞬間があると、子育てもなかなか面白いものです。
これからも、お姉ちゃんの「好き」がどんな方向に向かっていくのか、親として楽しみに見守っていきたいと思います。
今日もなんとかやってます。ではまた。
今
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