
環境の変化は、子どもの「甘え」としてあらわれる
ワンオペ育児は“できること”が減る現実との戦い
無理に自立させるより、今は受け止めることも大切
今日も家族と、できる一歩を。
妻の出産、そして深夜の帰宅から約5時間。
お姉ちゃんが学校へ出発する時間が近づいています。
寝不足のまま迎えた、初めての授業の日
お姉ちゃんも真ん中くんも、まったく起きる気配がありません。
昨晩の帰宅は1時半。お姉ちゃんはその時点でもまだ起きていました。
ベッドに入るとすぐに眠りましたが、普段なら21時には寝ている生活です。
さすがに体への負担は大きいはずです。
休ませることも頭をよぎりましたが、小学校に入学して初めての授業日。
ここで休むことで、最初のリズムが崩れてしまうのではないかという思いもあり、登校させることにしました。
連絡帳には、出産に立ち会い寝不足であること、体調面でご配慮いただきたいことを書き添えました。
食べやすいように海苔巻きを用意し、なんとか起床。
覇気のない様子に心配しながらも、「お向かいさんと一緒に行けるよ」と声をかけて送り出します。
約束の時間に外へ出ると、お向かいさんはすでに準備万端。
改めてお礼を伝え、見送ります。
真ん中くんの元気な「ばいばーい!」とは対照的に、
お姉ちゃんはとぼとぼとした足取りで歩いていきました。
今日は午前授業だけ。
なんとか乗り切ってくれればと願うばかりです。
元気すぎる弟と、いつもと違う距離感
寝不足を考え、保育園を休ませた真ん中くん。
しかし、お姉ちゃんを見送るやいなや「公園に行きたい」と一言。
正直、こちらもかなりしんどい状態です。
それでも付き合って公園へ行くと、全力で遊び始めました。
真ん中くんには午前中から昼寝が必要と思って休ませたのですが。
「保育園に行けたのでは…」と思いつつ見守ります。
ただ、いつもと違う様子もありました。
普段なら一人でどんどん遊びに行くのに、今日はやたらと「パパも来て」と呼びます。
ブランコも、ロープ遊具も、砂場も。
何をするにも、私がそばにいることを求めてきます。
家に帰ってからも同じで、「一緒に遊ぶ」というよりも、
“近くで見ていてほしい”という距離感。
言葉にしない不安や変化を、こういう形で表しているのかもしれません。
「食べさせて」に込められた気持ち
昼になると、お姉ちゃんが帰宅。
疲れている様子だったので、学童は休ませました。
3人で昼食をとる中で、印象的な一言がありました。
「食べさせてほしい」
この一年、そんなことを言ったことはありません。
自分でしっかり食べてきたお姉ちゃんです。
一瞬驚きましたが、今日は迷わずスプーンを持ちました。
何口か食べさせると、満足したのか残りは自分で食べ始めます。
ほんの少しの「甘え」を受け止めることで、
また自分で進もうとする力が戻ってくる——そんな気がしました。
甘えが重なるワンオペの現実
食後は3人で昼寝。
普段は昼寝をしないお姉ちゃんも、この日は自然と眠りにつきました。
起きた後は、赤ちゃんに会いに病院へ。
楽しみがあるからか、車の中ではすっかり元気を取り戻しています。
病室でも、「個室で助かった」と感じるほどの暴れっぷり。
しかし、家に帰ってからが本番でした。
「食べさせて」
「抱っこして」
「洗って」
「服着せて」
普段なら一人でできることを、次々と求めてきます。
そして「どっちが先か」で兄妹げんか。
以前、インフルエンザでワンオペになったとき(【育休前にワンオペ育児】① 妻がインフル発症…3人育児を一人で回した初日のリアル(2026年1月7日))は、
むしろ2人とも自分でやろうとする姿があり、スムーズに回っていました。
しかし今回は違います。
赤ちゃんの誕生、小学校入学という大きな環境の変化。
その影響が、「甘え」として一気に表に出てきているように感じました。
いわゆる“赤ちゃん返り”のようなものかもしれません。
正直、家事だけに専念しても前回より大変です。
それでも、今はこの甘えを無理に断ち切るのではなく、受け止める時期なのだと思います。
どれくらい続くのかは分かりません。
でも、この時間もきっと意味のあるものになるはずです。
今日もなんとかやってます。ではまた。




