自治体の離乳食講習会に参加してみた【3人目の離乳食準備】 - 男性教員が一年育休とってみた。

自治体の離乳食講習会に参加してみた【3人目の離乳食準備】

・料理担当になった3児の父親が、初めて自治体の離乳食講習会に参加した
・離乳食は「栄養を取る」だけではなく、食べることを経験していくための大切な練習
・父親が参加することへのハードルも感じたが、3人目の離乳食を前に参加する価値はあった

今日も家族と、できる一歩を。

我が家には、現在小学生のお姉ちゃん、3歳の真ん中くん、そしてもうすぐ5か月になる末っ子くんがいます。

3人目の子育てともなると、

「離乳食なんて、上の2人のときにもやったし、何となく分かっているよ」

と思うかもしれません。

実際、妻はお姉ちゃんと真ん中くんのときに、自治体が行っている離乳食の作り方講習会に参加しています。

ところが、私はというと、一度も参加したことがありませんでした。

しかも現在、我が家では私が料理担当。

「それなら、今回は私も一度参加してみよう」

と思い、自治体の離乳食講習会に申し込むことにしました。

父親一人で参加することを想定していない?

今回、申し込みをするときに少し気になったことがありました。

妻は過去に参加しているので、当初は、

「今回は私一人で参加してもいいかな」

と考えていました。

ところが、申し込みフォームを入力していると、

「母親以外の同伴者(父親、祖母など)」

という項目がありました。

つまり、申し込みの仕組みとしては、

「母親が参加することが前提で、その付き添いとして父親や祖母などが参加してもよい」

という想定になっているようです。

もちろん、自治体側にもさまざまな事情があるのでしょう。

離乳食講習会という性質上、母親が参加するケースが多いのかもしれません。

ただ、現在は父親が育児や家事をする家庭も珍しくありません。

我が家のように、

「妻は以前参加したから、今回は父親が参加したい」

というケースもあるはずです。

特に男性育休を取得している家庭なら、父親が離乳食を作ることも十分に考えられます。

そう考えると、申し込みの段階から、

「父親も一人で参加できます」

という選択肢があってもいいのではないかと思いました。

これは今回の講習会に限った話ではなく、子育てに関する自治体のサービス全体についても言えることかもしれません。

「母親+父親」という形だけではなく、誰が実際に子育てを担っているのかという視点で制度を作ってもらえると、もっと参加しやすくなると思います。

そんなことを考えながら、最終的には妻にも一緒に来てもらうことにしました。

役所の中に「家庭科室」があった

そして講習会当日。

妻と一緒に役所へ向かいました。

会場に入ってみると、そこには調理室がありました。

学校の家庭科室のような部屋です。

「こんな調理室があるんだ!」

と、ちょっと驚きました。

参加者は4組。

講師が2人。

そして講師の資格を取得するための研修を受けている方が2人。

そして、講師も含めて男性は……

私一人でした。

これは、妻についてきてもらってよかったです。

もし私一人で参加していたら、かなり目立っていたかもしれません。

もちろん、父親が一人で参加すること自体は何もおかしくありません。

むしろ、料理を担当している私としては、参加する意味は十分にあります。

ただ、実際に会場に入ってみると、

「まだまだ離乳食講習会は母親が参加するもの、というイメージが強いのかな」

と感じました。

離乳食を実際に見て、作り方を学ぶ

講習会では、離乳食について説明を聞くだけではありませんでした。

実物を見せてもらったり、おかゆをつぶすところを見せてもらったりしました。

実際に一から調理するというところまではありませんでしたが、離乳食の硬さを作る作業も体験しました。

例えば、煮て裏ごししたカボチャ。

これを煮汁で伸ばして、初期の離乳食として食べられるくらいの状態にします。

大人が普段食べるカボチャとは、まったく違います。

「これくらい柔らかくするんだ」

「こうやって伸ばすんだ」

と、実際に目で見ることで分かることもありました。

月齢ごとの離乳食についての説明もあり、離乳食の試食もありました。

上の2人のときにも離乳食を経験している妻にとっては、

「そうそう、こんな感じだった」

というところもあったようです。

一方、私にとっては文字や写真だけでなく、実演を見られたこともあり、参加してよかったと思いました。


離乳食は「栄養を取るため」だけじゃない

今回の講習会で、私が特に印象に残った話があります。

それは、

離乳食は、単に栄養を取るためだけのものではない

ということです。

講習会では、離乳食を始めたばかりの時期は、母乳やミルクから栄養を取ることが中心で、離乳食は食べることそのものを経験していく意味が大きい、という説明がありました。

つまり、

「たくさん食べさせなければ」

と焦る必要はないということ。

もちろん、具体的な栄養や進め方については、子どもの成長や状況によっても違います。

ただ、

食べる練習をする。

いろいろなものを口にする経験を積む。

食べることを楽しいと思えるようにする。

ということも離乳食の大切な役割なのだそうです。

講師の方から、

「食べるというのは本能ではなく、後天的に獲得する技術のようなもの」

という趣旨の説明があり、これも印象に残りました。

大人からすると、

「お腹が空いたら食べる」

ことは当たり前です。

でも、赤ちゃんにとっては、

「口に入ってきたものをどうやって食べるのか」

ということ自体が初めての経験。

そう考えると、離乳食を見る目も少し変わります。

「ちゃんと食べてくれない」

と考えるより、

「今日はこんな食感を経験した」

「この味は嫌だったんだな」

くらいの気持ちで、少しずつ経験を増やしていくことも大切なのかもしれません。


末っ子くん、もうすぐ離乳食スタート

末っ子くんは、もうすぐ5か月。

そろそろ離乳食を始める時期が近づいています。

最近では、私や妻が末っ子くんを抱っこして食事をしていると、こちらが食べている様子をじっと見るようになりました。

そして、ときどき手を伸ばしてきます。

「食べたいのかな?」

と思ってしまいます。

上の2人のときも離乳食を経験していますが、子どもによって食べ方も違います。

よく食べる子もいれば、なかなか食べない子もいる。

何でも食べる子もいれば、特定のものを嫌がる子もいる。

3人目だからといって、3人とも同じように進むわけではありません。

だからこそ、

末っ子くんはどんな離乳食生活になるのかな

と楽しみにしています。

そして今回は、私が料理担当でもあります。

これから、

「今日は何を食べさせよう?」

「どれくらいの硬さにしよう?」

「作り置きはどうしよう?」

など、いろいろ考えることになりそうです。


男性育休だからこそ、父親も育児の当事者に

今回、離乳食講習会に参加してみて改めて思ったのが、

育児は「手伝う」のではなく、「自分がやる」ものにしたほうがいい

ということです。

もちろん、家庭によって役割分担は違います。

我が家の場合は、現在私が料理を担当しています。

だからこそ、末っ子くんの離乳食についても、

「妻に聞けば分かる」

ではなく、

「自分でも知っておこう」

と思って参加しました。

男性育休を取っていると、仕事をしているときよりも子どもと過ごす時間が増えます。

その分、

「今日は何を食べさせる?」

「次は何をする?」

「この時期は何が必要?」

と、自分で考えなければならない場面も増えます。

それは大変なことでもあります。

でも、同時に、子どもの成長を自分自身で知ることができるということでもあります。

私自身、これまでにも育休を取るまでに、職場への報告や妻への相談など、いろいろな段階を経験してきました。

そして実際に育休生活が始まってみると、仕事をしているときには見えていなかった「家族の日常」がたくさん見えてきます。

今回の離乳食講習会も、その一つでした。

これから末っ子くんの離乳食が始まります。

果たして、よく食べてくれるでしょうか。

それとも、なかなか食べてくれないでしょうか。

できれば、たくさん食べてくれるとうれしいのですが……。

まあ、こればかりは本人次第ですね。

また一つ、我が家の3人目育児の記録が増えていきそうです。

今日もなんとかやってます。ではまた。

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