
・エアコンクリーニングから約3週間後、8年使ったエアコンが突然故障
・メーカーの点検で「冷媒ガス漏れ」が判明。原因はクリーニングなのか、経年劣化なのか?
・最終的にクリーニング業者が修理費を負担してくれることに
今日も家族と、できる一歩を。
先日の記事で、エアコンクリーニングをしてもらったわが家のエアコンが、その約3週間後に冷たい風を出さなくなったことを書きました。
購入してから8年目。
しかも、わが家で最も使用頻度の高いエアコンです。
「クリーニングが原因なのか?」
「それとも、8年間使ってきたことによる経年劣化なのか?」
どちらとも判断できない、なんとも微妙なタイミングでの故障でした。
そこで、エアコンクリーニングをしてくれた業者さんに相談したところ、メーカーによる点検を受けることに。
今回は、その点検で何が分かったのか、そして最終的にどうなったのかを書いていきます。
メーカーの点検は「12時~14時」
この日は午後からメーカーによるエアコンの点検予定。
「当日の朝10時までに、その日の訪問時間を連絡します」
ということだったので、電話を待っていました。
そして9時50分。
電話がかかってきました。
「12時から14時の間にうかがいます」
……ん?
12時といったら、あと2時間です。
しかも「12時から14時」という2時間の幅があります。
以前、日程を決める際に「できれば16時までには作業を終了してほしい」と伝えていました。
修理や点検の時間が1~2時間程度だとすると、12時~14時に来られると、ほぼ16時まで予定を空けておくことになります。
「当日の朝に訪問時間を知らせる」という意味はあるのでしょうか。
私としては、「午後」と聞いたときには、昼食の時間もあるので、さすがに12時台に来るとは思っていませんでした。
むしろ、家で待機しておかなければならない時間の幅が広がったような気さえします。
とはいえ、メーカー側にもいろいろ事情があるのでしょう。
ひとまず、今回の点検にはエアコンクリーニング業者の方も、できれば立ち会いたいと言っていました。
そのため、
「メーカーの方が12時~14時に来ることになりました」
と連絡しておきました。
「ガスが漏れてますね。ほぼゼロです」
メーカーの方が来たのは12時20分。
到着したことをクリーニング業者の方にも伝えましたが、残念ながら業者さんは遠方で作業中。
今回は立ち会うことができませんでした。
メーカーの方に、点検を申し込んだ際に伝えていた内容を改めて確認してもらい、エアコンを調べてもらいます。
スイッチを入れてみても、やはり冷たい風は出ません。
室外機から出ている風も、熱風ではなく普通の風です。
しばらく調べていたメーカーの方が、室外機に圧力計を接続し、何かを確認しています。
そして一言。
「ガスが漏れてますね。ほぼゼロになっています」
やっぱり……。
うすうすそうではないかと思っていました。
冷媒ガスが漏れているため、エアコンが冷やせなくなっているようです。
メーカーの方が持ってきていたガスを注入すると、しばらくして室内機から冷たい風が出始めました。
原因は「冷媒ガス漏れ」。
ただし、これで点検終了ではありません。
今回知りたいのは、
「どこからガスが漏れたのか」
そして、
「その原因がエアコンクリーニングにあるのか」
ということです。
ガス検知器で調べると、室内機から「シューッ」
エアコンをいったん停止し、ガス検知器を使って、パイプや本体の周辺を調べていきます。
すると、室内機のすぐ近くで検知器が反応しました。
「このあたりから漏れてますね。静かにして、耳を澄ませてもらえますか?」
そう言われて耳を澄ませてみると、
「シューッ……」
という小さな音が聞こえます。
これがガスの漏れている音だそうです。
どうやら室内機側の熱交換器のパイプのどこかに、小さな穴が開いているとのこと。
メーカーの方の説明では、こうした熱交換器のパイプの腐食によるガス漏れは、エアコン故障の中では珍しいものではないそうです。
溶剤や空気中のごみ、長期間の使用など、さまざまな要因でパイプが腐食し、穴が開いてしまうことがあるとのことでした。
つまり今回の故障については、
「熱交換器のパイプに穴が開いた」
↓
「そこから冷媒ガスが漏れた」
↓
「冷たい風が出なくなった」
ということです。
問題は、その穴がなぜ開いたのか。
メーカーの方の見解は、非常に微妙なものでした。
エアコンクリーニングが原因である可能性は否定できない。
しかし、使用開始から8年目ということを考えると、経年劣化によって自然に穴が開いた可能性も十分にある。
例えば、もともとパイプの壁が薄くなってきていたところに、クリーニング作業が加わって「とどめを刺した」という可能性も考えられる。
ただし、いずれにしても断定はできない。
とのことでした。
なるほど。
これは確かに「クリーニングが原因です」とも、「経年劣化です」とも言い切れません。
「ガスが漏れていても、しばらく使える?」
ここで、もう一つ気になったことがあります。
メーカーの方は、ガスを補充してエアコンが効くようになったあと、
「今はガスを入れたところなのでエアコンが効いていますが、音を聞いて分かるとおり、ガスが抜けていって、いずれは同じようにエアコンが効かなくなります」
と説明してくれました。
そして、
「効いている間はエアコンとして使っていただいても構いません」
とのこと。
ん?
使ってもいいんですか?
音が聞こえるくらいガスが漏れているのなら、今日、明日くらいにはまた使えなくなるのではないでしょうか。
そこで聞いてみました。
すると、
「穴の状態によって違いますが、1~2日でなくなってしまうことは少ないです。1週間以上持つこともありますし、場合によっては1か月近く持つこともあります」
とのこと。
そんなに違うのか……。
ということは、逆に考えると「いつ穴が開いたのか」も正確には分からないということです。
例えば、クリーニング作業によってパイプに穴が開いたとしても、そこから冷媒が少しずつ漏れ、3週間後に初めて「冷えなくなった」と気づく可能性もあります。
一方で、クリーニングとは関係なく、もっと前から劣化が進んでいて、たまたま今回のタイミングで穴が開いた可能性もあります。
やはり原因を断定するのは難しそうです。
修理代は約5万5千円!買い替えも検討
メーカーの方から、修理する場合の費用についても説明してもらいました。
今回のような熱交換器の修理の場合、約5万5千円。
一方、今回は修理をせず、点検だけで終わる場合は、出張費として約6,000円程度とのことでした。
そして、もう一つ悩ましいのが「8年」という使用年数です。
エアコンは長く使える家電ですが、メーカーでは10年を過ぎると修理に必要な部品の製造が終了します。
今回のエアコンは8年目なので、今ならまだ部品はある。
しかし、8年間使っている以上、今回修理した部分以外も老朽化していて、修理したあとに別の部分が故障する可能性もあります。
つまり、
「5万5千円払って修理するか」
「この機会に買い替えるか」
という選択になります。
これは悩みます。
我が家では妻と相談し、
「クリーニング業者さんが修理代を負担してくれるのであれば修理する」
「自分たちで修理代を負担するのであれば買い替える」
という方針にしました。
そこで、メーカーの方が帰ったあと、エアコンの相場を調べながら、クリーニング業者さんの到着を待つことにしました。
ちなみに、こういうときに「エアコンの価格を比較しておく」ことは大切ですね。
故障してから慌てて探すよりも、普段から「このくらいの価格なら買い替えてもいい」という相場を知っておくと判断しやすくなります。
クリーニング業者さんの反応は?
メーカーの方が帰ってからしばらくして、クリーニング業者さんが到着しました。
メーカーの方から説明された内容を伝えます。
そして、穴が開いている場所や、実際に聞こえた「シューッ」というガス漏れの音を確認してもらいました。
すると、業者さんはかなりショックを受けている様子。
どうやら、最初は接合部、特に室外機側の接合部からガスが漏れているのではないかと疑っていたそうです。
その場合、例えばクリーニング後に私が室外機を動かしたなど、別の原因も考えられます。
ところが実際にガスが漏れていたのは、室外機側ではありません。
クリーニングをした本体側の熱交換器でした。
さらに、業者さんがエアコンを分解するときに、ちょうどガス漏れが確認されたあたりの部品を触ったことがあるそうです。
そこで、
「心当たりがあります」
という話になりました。
そして、業者さん自身から、
「自分が原因である可能性は70%くらいだと思います」
という言葉が出ました。
もちろん、メーカーの点検でも原因を断定できなかったように、本当にクリーニングが原因なのかは分かりません。
それでも、
「可能性が高いので、修理代は自分が負担します」
と業者さんの方から言ってくださいました。
これはありがたかったです。
クリーニングをしてもらったときにも感じましたが、今回の対応を見ても、いい業者さんに当たったと思います。
ちなみに、その後は業者さんから、
「メーカーの点検では何をしていましたか?」
「どうやってガス漏れの場所を見つけたんですか?」
と、かなり詳しく聞かれました。
ガス検知器のようなものを使っていたことを伝えると、
「そんなものがあるんですね。知らなかったです。帰ったら調べてみます」
とのこと。
自分の仕事に関係することを、その場で学ぼうとする姿勢も好印象でした。
今度は「修理」の日程調整で一苦労
クリーニング業者さんとの話がまとまったので、メーカーに電話して修理を申し込みます。
提示された日程の中から、一番早い日を希望しました。
すると、
「では当日10時ごろに、何時に伺うかをご連絡させていただきます」
とのこと。
……え?
思わず聞き返しました。
「当日の10時まで、何時に来られるかまったく分からないんですか?」
メーカーの方は、
「何か不都合な時間がありますか?」
という雰囲気です。
いやいや。
こちらとしては、1~2時間の修理のために一日中予定を空けておくことになります。
そこで、
「こちらは10時から16時までの間なら対応できます。ただ、ぎりぎりまで何時に来られるか分からないと、その日はずっと他の予定を入れられませんよね。午前か午後かくらいの大まかな時間だけでも決められませんか?」
と伝えました。
少し考えたあと、
「では午後に伺うようにしますので、12時以降で16時までに作業が終了する時間にお伺いします」
ということで、無事に日程が確定しました。
「できるだけ早く修理してもらいたい」
と思って、良かれと思って「1日空いています」と伝えたのですが、どうやら言葉どおりに受け取られてしまったようです。
今回のことで、
「いつでも大丈夫です」
ではなく、
「○時~○時なら大丈夫です」
「できれば○時ごろがありがたいです」
など、こちらの希望を具体的に伝えることも大切だと学びました。
エアコンクリーニングから、今度はエアコン修理へ
というわけで、
エアコンクリーニング
↓
約3週間後にエアコン故障
↓
メーカー点検
↓
冷媒ガス漏れが判明
↓
熱交換器のパイプに穴
↓
クリーニングが原因の可能性も否定できない
↓
クリーニング業者が修理代を負担
↓
次はエアコン修理
というところまで進みました。
それにしても、エアコンのクリーニングをしたときには、まさか数週間後にこんな展開になるとは思ってもいませんでした。
8年間使っているエアコンなので、単純な経年劣化だった可能性も十分あります。
一方で、クリーニング業者さん自身が「自分が原因の可能性が70%くらい」と感じて、修理代を負担してくれることになったのも事実です。
果たして、次回の修理で無事にエアコンは復活するのでしょうか。
そして、これですべて解決するのでしょうか。
……なんとなく、もうひと悶着くらいありそうな気がしています。
今日もなんとかやってます。ではまた。
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